第2話 ページ4
?「ちゃおっス」
何故か幼い声が後ろから聞こえ、振り向くと赤ん坊がいた。
私は思わず、
『…どちら様ですか?』
と聞いてしまった。
すると変な沈黙の間が…
(えっ、何この空気…私変なこと言った…?)
なんて考えながら私はそれ以上何か言う言葉を思い付かなかったので黙っていると
?「俺はリボーン。お前、俺の愛人にならないか…?」
リボーンはじっ、と私を見てそう言った。
私はこの時「愛人にならないか」と聞かれたことよりも、赤ん坊が「愛人」という言葉を知っていることに驚き、
『君、赤ん坊なのに「愛人」なんて言葉どこで覚えてきたの?』
と聞いてしまった。
「愛人」という言葉についても気になるが私はふと思った。
(それよりもなんで赤ん坊が私の部屋に居るの?)
すると赤ん坊は私が言いたいことを読み取ったのか
リ「ん?俺は家庭教師だ。3時間早く来ちまったが特別に見てやるぞ。」
そう言いって私をジーッと上から下まで見た。
そして、
リ「お前、本当に男か?」
と聞いてきた。
私は正直焦ったけど表情には出さず笑顔で、
『どっからどう見ても立派な日本男児でしょ?見てよこの立派な腹筋を!!』
なんて言いながら、筋トレをしても一向に筋肉のつかない腹筋を見せた。
するとリボーンは私の腹筋をガン見しながら、
リ「何処に筋肉があるんだ。ヒョロヒョロじゃねぇーか。マフィアのボスになるんだからしっかり鍛えねぇーとな。」
と言った。
(ん?今なんて言った…?マフィアって聞こえたような…)
私は流石に赤ん坊の遊びかな?何て思いながらも一応聞いてみた。
『えっ、マフィアのボスってなんのこと?』
私の問いに答えようとしてリボーンが口を開こうとしたその時。
ぐるるるる…
リボーンの方からお腹の音が聞こえた。
リ「まぁ、この話は後でゆっくりする。俺は腹が減った…じゃあな。」
そう言ってどっかに行ってしまった。
(本当に何だったんだ…?)
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しんり。(プロフ) - 瑠璃さん» コメントありがとうございます。落ちはまだ決まってないんですけど雲雀さんとはあんなことこんなことをさせ((殴…今のところは全体的に愛されてるぅ〜みたいな感じで書こうと思っています!瑠璃様も体調に気をつけてください。 (2018年8月2日 17時) (レス) id: 3f499e378a (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - 凄く面白かったです!リボーン作品の成り代わり特にツナは、大好きなので嬉しいです!オチの相手がまだ決まってないなら雲雀さんをお願いします。最近暑いので体調に気をつけて更新頑張ってください。 (2018年8月2日 17時) (レス) id: cd04157892 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しんり。 | 作成日時:2018年6月17日 13時