2回目 ページ3
(過去編)
私は6歳の時誘拐された
私は今でも当時の記憶が鮮明に残っている
家族で遊園地にきていた
私はトイレへ行って、出てきたら
知らない男の人が
男「君のお父さんとお母さんが探していたよ！」
そう言われて早く行かなきゃ！
って思った
男「僕が連れていってあげるよ！」
そう言われたから
「何処にいるのかわかってるので大丈夫です」
そう言って背を向けて走り出そうとすると
後ろからガッと殴られた
強い衝撃に私の意識は直ぐに手放された
.
.
.
気付いたら灰色の天井が目に入った
「…あれ…私…」
男「起きたね」
男は笑顔を私に向けた
「私お父さんとお母さんに会わなくちゃ…」
男は笑顔で続けた
男「いいかい？君のお父さんは今日から僕だ」
私は直ぐに否定した
「あなたは私のお父さんじゃない」
すると
男「僕がお父さんだっていってんだろ!!」
パァンッ
怒鳴り声と乾いた音とともに頬に鋭い衝撃が走った
瞬時に叩かれたという事を理解した
「い、痛い……ぅぅっ…」
痛くて涙が出てくる
すると男はまた笑顔で言った
男「いいかい？もう一度だけ言うよ…僕が君のお父さんだ」
だけど私は認めたくなくて
「家に返してよ!!!」
そう泣き叫んだ
すると男の顔は豹変して
鬼のような顔になった
ポケットからライターを取り出して
私の顔に近付けた
私は幼いながらにも直感的に危機を感じた
「や、やだ…やめて…や…
あッつ!?アァァ!!?イ"ァ"ァ"ァ"ヤ"!!!!ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"」
男はあろう事か私の顔の左半分を燃やしたのだ
私が最後に見たのは、男の歪んだ笑顔と、朱く揺らめく炎だった。
私は喉が引き千切れるんじゃないかと思う程叫んだ
そして想像を絶する痛みに私は再び気を失ってしまった
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蔓珠沙華-ヒガンバナ-(プロフ) - 木崎リンさん» ほんとですか!?すごく嬉しいです！有難う御座います(*･ω･) (2016年1月14日 23時) (
レス) id: 1112488d3c (このIDを非表示/違反報告)
木崎リン(プロフ) - お話読みましたっ！作者様の作品は全部読んでます今年も更新がんばってください楽しみにしてます (2016年1月12日 19時) (レス) id: 33dee67518 (このIDを非表示/違反報告)
蔓珠沙華-ヒガンバナ-(プロフ) - 寒色系さん» いつも有難う御座います!!更新頑張りますね！ (2015年12月17日 7時) (レス) id: 1112488d3c (このIDを非表示/違反報告)
蔓珠沙華-ヒガンバナ-(プロフ) - よるるさん» 有難う御座います!!更新頑張ります(´へωへ`*) (2015年12月17日 7時) (レス) id: 1112488d3c (このIDを非表示/違反報告)
寒色系(プロフ) - 蔓珠沙華-ヒガンバナ-さん» 新作おめでとう！更新頑張れ (2015年12月15日 17時) (レス) id: f80f453aa5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蔓珠沙華-ヒガンバナ- | 作成日時：2015年12月13日 21時
