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特別な理由 ページ12

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涼「あーうめぇ。やっぱ俺はカツカレーに限る!」




臣「カツカレーとか胃もたれやべぇだろ笑」




涼「ハンバーグも胃もたれするだろ!」




「でも、おろしがあるから笑」




涼「……ひとくちちょーだい」




臣「むり」




「てか今日なんの集まり?文化祭の会議?」




涼「そう!ちっちゃい子供たちにも来てもらうために、どんなサービスを提供すればいいかという内容です!」





臣「あぁ〜今日ちょうど喋ったわ。な!」




「うん笑 かわいかった〜のぞみちゃん招待したいな〜」




臣「幼稚園児専用の、割引き券みたいなのは?」





涼「おぉ!さすが臣!!」





「いいじゃん笑」





臣「水ヨーヨーすくいとか、ポテトとか売って」





「特設コーナー作ってさ、ポップコーン体験教室みたいな」






涼「最高かよおまえら〜!それ採用でいいよ!」






臣「だろ〜 あと話ってそれだけ?」






涼「あとな、俺の個人的な提案なんだけど、


花火大会をやろうと思ってる」





「個人的な提案?笑」





涼「学校でやるんじゃなくて、河原で。でっけぇ打ち上げ花火」






臣「学校ですればいいじゃん」





涼「ちげーんだよ、河原の向こうに病院がある。

そこで入院してる人たちが花火を見れるようにしたい」





「河原の向こうって…今日行ったとこだよね、」





臣「うん。東病院だろ?」





涼「あんまりこの話、まだ公にしたくないからさ。
黙っててほしい」







突然 涼が真剣な顔になるなんて初めてに近かった




きっとなにか理由があるんだ。





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頑張ろう→←いつか



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作者名:リコ | 作成日時:2017年6月4日 14時

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