第六話 ページ9
夏樹side
貴「ゲホッゲホッ！」
はい、読者の皆様・・・お元気ですか？僕は元気じゃないです。
昨日生徒会の事で騒ぎ過ぎて見事体を壊しました。
勿論、ツー君には心配されてお母さんに至っては泣き付かれました
お母さんと病院の先生にはこっ酷く怒られました。いま、僕は個室の病室にいる。
こんな寂しい時にはあの子に会いたくなる。
たぶん向こうは僕の事を忘れているけど僕は忘れない。このブレスレットを見るたびに思い出すんだ・・・ぎこちなそうに微笑む不器用で根は優しいあの子の事を
貴「でも、あの子の顔全部が思い出せないんだよな・・」
そこで、僕は入院した時用のバックから生徒会長としてしなければならない書類を出した。
書類に目を通していると、一枚の書類に目がとまった。
貴「へ〜帰国子女か・・・ツー君と同じクラスなんだ」
Aは書類の男の子の写真の眼付の悪さにツー君がこの子に何もされないように祈った。
『・・・なんで部費の金をもっと高くしてほしいなんて・・・大体風紀委員にお願いした方が確実なのに』
夏樹は色んな書類に頭を悩ましていた
コンコン
看「夏樹さーん。薬のじかんですよー」
『え！？もうそんな時間？！』
ヤバイ！看護婦さんに見つかったら僕の担当医の醐醍院先生とお母さんに云い付けられて怒られちゃう・・・！
『ちょっとだけ待ってください・・・！』
看「・・・失礼します」
『ああぁ！』
看「やっぱり！体を壊しているんですから少しは自制したらどうなんですか…！？」
『ううぅ・・・ごめんなさいぃ』
看「ハァ・・少しはご自分の身体を大切になさってくださいね？小さい頃からの知り合いですから、貴女の事は大体は理解しているつもりですから・・・此処までムチャをなさるのは知っているんですから、隠さなくてもよろしいんですからな？」
『え？で、でも！他の看護婦さんは見つけたら即言いつけるんですよ！？』
看「私を他の看護婦と一緒になさらないでくださいます？私には美弥子という名前がありますの。それに、貴女の小さい頃からの担当看護婦ですよ？」
『あれ？あの女の人って貴方だったんですか！？』
美「いまさらですか?まぁ、あれから何年も経ちましたしね。私も、もう４０代ですし・・・」
『年月がたつのは早いですよね・・・』
美「ええ。貴方が書いてくれた私の似顔絵もくすんできましたもの」
『・・・』
夏樹と美弥子は顔を合わせて微笑んだ
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すず(プロフ) - すごく面白いです！更新頑張って下さいね！ (2016年8月23日 21時) (
レス) id: 0987f75eb7 (このIDを非表示/違反報告)
ラルボッロ - ノグ(3DS)さん» 有難うございます！！頑張ります！！！ (2014年11月9日 15時) (レス) id: d58e3d8120 (このIDを非表示/違反報告)
ノグ(3DS) - とても面白いです！更新頑張ってください！！ (2014年11月5日 18時) (レス) id: 0cd0384e68 (このIDを非表示/違反報告)
ラルボッロ - 恭華さん» ありがとうございます！！更新遅いですが応援よろしくお願いします！！メッチャ頑張ります！！ (2014年11月4日 1時) (レス) id: 8cca58921f (このIDを非表示/違反報告)
恭華 - とっても面白いですね！更新頑張ってください！応援してます（≧∇≦） (2014年10月23日 18時) (レス) id: dae2b2fc1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラルボッロ | 作成日時：2014年1月24日 19時
