第三話 番外編 ページ6
それは、夏樹の咳から始まった
『げほげほっ！…フゥ〜喉……痛い(涙)』
奈「夏樹ー！朝ご飯出来たわよー？」
『は、はーい！今行きます！』
夏樹は身体が怠いが頑張って下に降りた
奈「おはよう、夏樹ー身体大丈夫？」
『う、うん！！大丈夫だよ！』
奈「そう？無理しちゃ駄目よ？」
『は、はい！』
夏樹は大好きな母に嘘をついたことへの罪悪感に苛まれながら朝食を食べていた
ツ「うわー！遅刻するー！」
奈「あら、綱吉早起きねー」
『ツー君！まだ7時30分だよ？』
ツ「へ？えー！？」
それから…
山「へー、そんなことがあったんだ！おもしれぇのな！」
獄「流石10代目！！早起きですね！！」
ツ「いや;;話聞いてた？」
『げほっ！ゴホゴホッ！』
ツ「兄さん？大丈夫！？」
獄「大丈夫ですか！？お兄様！」
山「夏樹先輩！？大丈夫スか？」
『あ、あはは…大丈夫、大丈夫！気にしないで！』
ツ「で、でも…」
『ほら！早くしないと遅刻するよ？』
ツ「え！？もうこんな時間ー！？早起きした意味ないー！」
獄「10代目！お兄様！急ぎましょう！」
山「走るのか？」
獄「当たり前だろ！！それ以外にどうやって急ぐんだよ、野球バカ！」
山「あははー！そっか」
ツ「兄さん・・・走るけど大丈夫？」
『んー？平気、平気！』
ツ「そ、それなら良いけど・・・」
『さ！皆走るよ！』
山「よし！じゃあ学校まで競争なのな！」
獄「野球バカなんかに負けてたまるか！」
ツ「は、はは・・」
そう言い、みんなで一斉に走り出した
『(っ！や、やば・・・吐きそう・・・気持ち悪っ)』
夏樹だけ遅れてよろよろと学校についた。
ツ「にーさーん！俺等は先に教室に行くねー！」
獄「お兄様ー！お先にー！」
山「また放課後ー！」
『う、うん！勉強頑張ってね！』
夏樹は急いでトイレに籠もった
『ゴホッゴホッ！！』
口に手を当て、咳き込み、手を口から離してみるとその手は赤に染まっていた。
『・・・！ちょっとやばいかな・・・？』
夏樹はやっと咳が収まると、手洗い場で自分の血で汚れた手を洗った。そして、怪しげな足取りで教室に向かっていると、前方から風紀委員長の雲雀恭弥が来ていた
雲「ねぇ、なんで授業中なのに廊下にいるの？」
『あ、それは・・・』
雲「早く答えて」
『すみませ・・』
夏樹は雲雀の方に倒れて行った
雲「どうしよう;」
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すず(プロフ) - すごく面白いです！更新頑張って下さいね！ (2016年8月23日 21時) (
レス) id: 0987f75eb7 (このIDを非表示/違反報告)
ラルボッロ - ノグ(3DS)さん» 有難うございます！！頑張ります！！！ (2014年11月9日 15時) (レス) id: d58e3d8120 (このIDを非表示/違反報告)
ノグ(3DS) - とても面白いです！更新頑張ってください！！ (2014年11月5日 18時) (レス) id: 0cd0384e68 (このIDを非表示/違反報告)
ラルボッロ - 恭華さん» ありがとうございます！！更新遅いですが応援よろしくお願いします！！メッチャ頑張ります！！ (2014年11月4日 1時) (レス) id: 8cca58921f (このIDを非表示/違反報告)
恭華 - とっても面白いですね！更新頑張ってください！応援してます（≧∇≦） (2014年10月23日 18時) (レス) id: dae2b2fc1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラルボッロ | 作成日時：2014年1月24日 19時
