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10＊ マークside ページ10
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ばったりテヨンイヒョンと会った。
転校したばっかりの頃、屋上で弾き語りの練習をしていたらテヨンイヒョンが話しかけてきてくれて...
すれ違ったら挨拶する程度の仲になったのだ
テヨンイヒョンは、まんまるな目を見開きながら不思議そうに俺の方を見てきた
「ん、学校に忘れ物でも取りに行くの？」
「あっいや違います。チキン買ったのに友達に取られたからもう1回買おうかと.. 」
「なるほどね〜。あ！俺もチキン食べたい！一緒に行ってい？」
「もちろんです！」
....
お店につき、チキンを買って帰る途中..
テヨンイヒョンのスマホが鳴った
「あ、ごめん電話でていい？」
「はいっ大丈夫です！」
テヨンイヒョンは少し離れたところで電話し、
数十秒後また戻ってきた
「ヒョン、急ぎの用事でしたか？」
「あーううん。大丈夫。ちょっと彼女からかかってきただけだから.. 」
「お！テヨンイヒョン彼女いるんですね！え！見たい！どんな人？！」
「ははっいきなりテンション上がりすぎ。笑」
「あ..すんません.. 」
「今度会わせてあげる。ドヨンって名前でうさぎみたいで可愛いんだよねぇ」
「へええ！ドヨンさん！！名前からして可愛い！！」
...ってテンション上がってテヨンイヒョンと恋バナに花を咲かせていた
目の前にいるこのイケメンな先輩は
俺の好きな人の好きな人のなんて
知らずに___
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作者名：なゆ | 作成日時：2021年9月20日 20時
