ドンちゃんは私の事好きなのに (ページ30)

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30＊マーク side ページ30

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「付き合お。俺達...... 。」

絶対断られるって思いつつもAへの想いが溢れて止まらなかった。

Aは申し訳なさそうにしながら口を開いた

『ごめん......付き合えない.......私...... 』

やっぱり。

振られるよね、俺....

「Aごめん！そんな申し訳なさそうにしないで。ここで気まずくならないでさ、また友達として接してくれたら嬉しい！」

『あ、うん..... ほんとごめんね』

「全然大丈夫！じゃ、俺帰るね！また明日...は休みか。また月曜日に学校で！」

『うん！』

俺は秒速で公園からでた。

Aの前で泣くのは恥ずかしかったから..

家に帰り、玄関先で力尽きぶっ倒れた

「はは......俺Aの事相当好きなんだな..こんなに泣くぐらい...... 」

振られたショック、

付き合いたくても付き合えないショック、

多分Aの好きな人は俺の親友だろうというショック

色々なショックが重なって大粒の涙が大量に頬をつたう

「A........この気持ちどうしたらいい？俺......本当に、だいす..き......なの........ 」

諦めなくちゃいけないって頭ではわかってるけど..

どうしても無理なんだ

いずれ諦めるけど、

今はまだ好きでいさせて.....

A.......

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