私はドンちゃんの事が好きなのに (ページ2)

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2時間後...

遊園地デートを存分に楽しんだ末、

結局来てしまったラブホテル..

『ま、マジで来ちゃった.. 』

「なになに、Aなんでそんなに緊張してるの？」

『当たり前じゃん！』

「いやいや俺達付き合いたてでも無いし同棲もしてるのに？」

『だって久しぶりだし.. 』

「大丈夫。楽しく過ごそうよ。ねっ？」

『そ、そうだね。』

「A！大好き」

ロビーのど真ん中で抱きついてくるドンちゃん

『ちょっとドンちゃん！こんなど真ん中で何してんの？！』

「部屋に行ってからやろうと思ったけど我慢できなくてさ」

『あそう！じゃ早く行こう！』

「え、なんで？」

『恥ずかしいからに決まってるでしょ！』

「俺は皆に見せびらかしたいけどなぁ」

『ドンちゃんらしい！はい！部屋行くよ！』

ロビーにいる人達の目が気になり早足で部屋に向かう

「あっすみません.. 」

「こちらこそ前方不注意で... 」

なんて後ろから声が聞こえてきた

誰かとぶつかったんだろう

けど私は気にせず部屋へと歩いていく

『あ、○○号室.. ここか.... 』

もう一度自分たちがもらった鍵と部屋の番号を確認し、入ろうとした瞬間____

「ふぅ..... さ、行こっか」

誰かが隣の部屋から出てきた

でも聞き慣れた声だった

後ろを振り向くと...

「わ、え、A？！？」

『ま、マーク君？！？』

「『なんでここに？！？！？！？」』

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