私はドンちゃんの事が好きなのに (ページ6)

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あれから、世界一情熱的な時間を過ごし..

2人で手を繋ぎながらホテルを出た。

「はぁ...Aかわいすぎたな... 」

『ドンちゃんこそ可愛い顔とは裏腹に男らしくてかっこよかった... 』

そう呟きながらお互いとろける顔で見合せる。

ドンちゃんは不意に足を止めた。

「ねぇ、あのさ」

『ん？』

「やっぱり俺...Aが大好き」

『え、改まってどしたの？笑』

「改めてそう確信したからさ。」

『私もさ、ドンちゃんといるとほんと幸せだなって改めて感じたよ』

私の発言が予想外だったのかドンちゃんは目を見開いて一瞬固まった。

けど、

「もーそんな可愛いこと言ってると... 」

なんて言いかけながら私を強く抱き締め、

「襲うよ？」

耳もとで囁いた。

『？！？』

耳が幸せになりそうな、

あまりにも艶のある甘い声に全身が震えた

「何その反応。かわいすぎるんですけど？」

『ど、どん、どんひょくさん、そゆのは、、反則だからっ』

「あぁもうだめほんと可愛いなAは。」

「食べたくなっちゃう」

抱きしめたまま私の胸元に顔を埋めるドンちゃん。

そのちょっとした仕草にも胸きゅんし、

さっきっから反則でしかない行動にいちいちドキドキしていた。

その時___

ドンちゃんがいきなり顔を上げた

「てか、待って.... 結構大事なこと言い忘れてた.... 」

『な、なに...？』

「明日、俺らのサークルに1人新しく入るらしい」

『っえぇ？！』

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