真夏の泥んこ ページ36
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湧「待ってここじゃね！？」
竜「ねえ絶対いやなんだけど！！」
あれから流れた三年の月日。
わたしはいつの間にか高校を卒業していたようです。
湧「今日の企画は、泥んこ運動会でございます！！」
目の前に広がるのは広大な泥んこ畑。
YouTubeの撮影にはもう慣れた、なんて思ってたらこういうことになるんだよなぁ。
黒「え、ちょすいませーん！ここひとり女の子居るんですけど！！」
そうMCの湧に向かって叫んだ黒ちゃん。
あーって一斉に向いた顔は全部にやけてて、はいはい分かってるよなんて。
竜「どうします？Aちゃんやめときます？」
深田の振りをしかと受け止めた。
『……優勝してやるに決まってんでしょーがよ！！』
うえぇぇぇい！！さすがA！それでこそうちの紅一点！
なんてどっと沸き上がる男たち。お前らわたしのことを何だと思ってる。
まぁでもそれくらいがやりやすいよな、って。
かわいいものは大好きだし、今日だって気合い入れて髪の毛巻いて来てるけどそれとこれとは話が別。
白宮、やるときはやるからね！
そう袖を捲って、項垂れてる尚大に肩をぶつけた。
『あんたの方が女子っぽいのやめれる？』
尚「まじでやだ汚れるとか無理」
そう一息で言い切るもんだから吐いた溜め息。
『わざと泥付けてやろうか』
尚「付けたら一生呪う」
星「ごめんなさい横でイチャついてて説明入ってこないですー！」
そんな星輝ちゃんの声におい誰だよどうせAだろまた！おりーー！！
なんて、まだ始まってもいないのに騒がし過ぎない？
『織山くんと喧嘩してましたこのひと汚れたいらしいです！』
尚「お前まじふざけんな！」
みんなで尚大狙おーねーなんて言ってたらみっちーに苦笑いされた。
ごめんね先輩めんどくさくて。
湧「いいですか始めますよ！？」
皇輝くんが居ないからってMCを任された湧が珍しくツッコミに徹してるのが面白くて思わず笑う。
そしたら馬鹿にすんなよA！ってまた怒られた。
やめてよ、わたしが問題児みたいじゃん。
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らら(プロフ) - 香花さん» いえこちらこそです！相変わらずゆっくりの更新ですが楽しんで頂ければと思います。 (2022年1月31日 21時) (
レス) id: 76512b9a79 (このIDを非表示/違反報告)
香花(プロフ) - ご丁寧にありがとうございました！無事お話を読むことができました。これからも楽しみにしています。 (2022年1月31日 15時) (レス) id: 2140f828c0 (このIDを非表示/違反報告)
らら(プロフ) - 香花さん» コメントありがとうございます 。準備中でしたので鍵をかけておりましたが移行が完了しましたので先ほど公開させて頂きました。このままお楽しみください。 (2022年1月31日 10時) (レス) @page50 id: 76512b9a79 (このIDを非表示/違反報告)
香花(プロフ) - はじめまして。お話の続きが読みたいのですが、パスワードのついた作品を読むのが初めてで、どうしたら良いのか分からないので教えていただきたいです。 (2022年1月28日 16時) (レス) id: 2140f828c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らら | 作成日時：2021年5月21日 12時
