賭ケグルイ双

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葵「…なんでお前が口を出すんだ」

芽亜里「は、？」

『え……、？』

葵「咲良、お前はクビだ。
ここから出ていってくれ」

『！？！？』

思わぬ葵の言葉に全員が驚く。

芽亜里「え…いや…」

咲良「そうか…そうだな
…宝箱に入会の証を入れていたのはハナから私が勝つとは思っていなかったからか？」

葵「そうじゃない。俺には実力のある
人間が必要だった。それだけだ。
お前は実力はあるのに勝てるはずの大事なところで負けた。運に見放された女だ。そんな奴が仲間にいたら必ずどこかでみんなの足を引っ張る。
善咲会に疫病神はいらない。わかったか？」

咲良「私との婚約も破談か？」

葵「はっはっはっは 馬鹿らしい。
そんなことするはずないだろう。
名家同士の婚姻というメリットを捨てる訳が無い。お前がどんな人間だろうが、関係ない」

『……』

何故か目に涙をためるA。

咲良「そうか…そうだな
お前の言う通りだ。破談なんて馬鹿らしいな」

葵「芽亜里、行こうか。改めてみんなに紹介する。」

涙を流す咲良。

葵「最高だよ！お前は自らその強さを
証明してくれた。おかげで自信が確信に変わったよ。決起は成功する
お前は綺羅莉と戦ってもらう。公式戦だ」

雪見「公式戦…？」

葵「そう！公式戦だ。生徒会役員に対する青天井の公式戦は家畜に与えられた唯一の権利。それを利用する。お前には
ありったけの家畜をつけてやる」

芽亜里「家畜を…つける…？」

葵「そうだ。つまり家畜の公式戦の権利を使ってお前が代打ちするんだ。負けたら別の家畜の権利を使う。お前は銃で
家畜は弾だ。芽亜里、俺と一緒に戦ってくれ
百花王の旗をおろす」



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