醒めない 2 ページ11
いつからだろうか。
私が海賊に憧れるようになったのは。
家族が嫌になった？
いいや、
違う。
死ぬのを覚悟で戦う貴方の姿が私には何よりも輝いて見えたから。
嗚呼、どうしよう。
このままでは憧れだった貴方に会えなくなってしまう。
そう、永遠に。
******
「…きろ……おきろ……起きろ！」
視界に光が入ってきた。
あるはずのない力を振り絞って瞼を開く。
『ん…。』
「はぁ、よかった」
目覚めたのは自分の部屋ではない。
『…ピーター？』
あれ？何かがおかしい。
痛くて当然のはずの腹部が痛くない。
「お前、相当うなされてたぞ」
『え、…うそ…』
「どんな夢見てたんだか知らないけどもう午後のお宝探し始まってるぞ」
午後とゆうことはあまり長い時間寝てなかったみたい。
とゆうことは夢？一体何処から？
「朝飯も食ってなかったんだからせめて昼飯は食って出てこい。分かったな？」
『え？ちょっと待って。私って昨日貴方と一緒に寝たわよね？』
「そうだけど…まさか覚えてないのか？いっぱい気持ちよくさせたじゃん笑」
『違うの。どこからが夢だったのか分からない』
「お前さ、ジュジュビが俺らの事起こしに来たら失神したみたいに突然眠ってよ。マジ心配した。」
まずジュジュビが来たところまでは目を覚ましていたみたい。本当にそこから記憶がない。
「まあ、良かったじゃん。目覚ませて」
『……そうね。ってか私ずっと貴方のベッドで寝てたの?!』
「そうだけど？あ、因みにこの事ジュジュビにバレた笑」
この事のゆうのは昨日の夜のことだろう。
『はぁ?!嘘でしょ?!もう最悪…』
「ま、そうゆうことだから早くお宝探し来るんだな」
『もう……』
ピーターが部屋から出ていった後、体を起こした。
背中から滴る赤いものに気づかずに________
ラッキー海賊
チャンウー
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Tina_22(プロフ) - レモンさん» ありがとうございます！ (2019年9月10日 13時) (
レス) id: 5c6a23ff5f (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - 面白いですね！続き楽しみにしてます！ (2019年9月9日 23時) (レス) id: d253472ad9 (このIDを非表示/違反報告)
Tina_22(プロフ) - まやさん» ミステリーな感じで終わらせたかったのでご想像にお任せします。 (2019年8月20日 17時) (レス) id: 5c6a23ff5f (このIDを非表示/違反報告)
まや - 醒めない2ってどういうことなのでしょうか？ほんとは夢じゃなかったってことですか？わからなくてすみません。 (2019年8月18日 14時) (レス) id: d151b419d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ティナ | 作成日時：2019年3月26日 14時
