同窓会 ページ4
同窓会当日
足取りが重い中同窓会会場へ向かう
あるホテルで行われるらしい
会場はまだ人がまばらで準備途中だった
おいおい、準備くらい終わらせとけよ
できないんだったらもっと余裕を持ってやれよ
友人「あ!A!久しぶり〜!」
「久しぶり。準備まだ終わってないの?」
友人「アハハ、それが皆全然打ち合わせしてなくって」
どうせそんなとこだろうな
だからと言って手伝うわけではない
皆が来るまで座って待っていた
10数分後
ぞろぞろと人が集まってきた
見知った顔に忘れていた顔
久々に見たなあの人
各々で再会を祝していた
友人「やっと終った〜!A、飲み物取りに行こう」
「うん」
そう思い立った時会場が騒然とした
いや色めきだった
入口からまた誰か来たようだ
視線を向ける
友人「あ!A!見てみて!」
「ん?誰?見えない」
その人は入った瞬間人に取り囲まれて見えなくなっていた
友人「黒名くんだよ!」
その時チラッと見えた顔
「…わ、ホントだ」
友人「有名人だ〜!!ねね、話しに行こうよ!」
「…いいよ、一人でいってきなよ。私別に話さなくてもいいし、あの人混みの中入りたくない」
友人「もぉ!Aノリ悪い〜!まぁいいや!じゃあ行ってくるね〜」
「いってら〜」
入って早々人に囲まれちゃうなんて
可哀想
64人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ソバチャノ | 作成日時:2024年3月11日 16時