6:ごめんって言ってんじゃん！ ページ7
『あ"ー、.........ちゅかれた。』
「この世の終わりみたいな顔に似合ってないような言葉使いやめろ。」
私は轟くんと一緒に早上がりだったので休憩室で待機させてもらっていた。奢ってもらったというかお願いして買ってもらったコーラは4分の3は飲みきってしまって胃が心做しか膨らんでる気がする。炭酸すげぇや。
『いやー、爆豪にやらかしたなぁ、思いっきり熱湯かけちゃった。』
「わりぃ、俺がちゃんと温度に気づけばよかった。」
「いやいや、トド様は悪くないよ、私が調節しとけばなんともなかったんだからさ、」
「いや、そんなことはな.........トド様やめろ。不意打ちで使うのやめてくれ。」
私の個性は水。
そして轟くんは冷やしたり凍らしたりできるわけで私たちの個性の相性は抜群なのだ。
だから、ペア活動だと勝るものは無い。
って言ったらかっこいい？とドヤ顔で母に行ったところエンデヴァーさんの事務所の車に突っ込んで壊したばかりだから余計なことすんなと水を刺された。本当にあの人はヒーローなのだろうか。
私が手首を掴まれて叩きつけられそうになった時思わず、
「軽く100度はあっただろ。焦るなって毎回言われてるはずだ。」
そう。100度近くの熱のお湯をドバーッと彼の腕にかけてしまいましたてへぺろ。
あっつい彼はもちろんあっつそうに手を離した。わずか2センチほどの幅でお湯をかけたわけだけど、ありゃやりすぎた。反省してやらないこともない。
それに私の父親の方が怪我の治りを遅くすることが出来るのでまんまと受け継いだ訳だが、父は調節できるのに私は調節できない。つまり。怪我させたら、oh･･･である。
このポンコツ個性があああああ！！！
『でも、叩きつけようとするのはないよ！！あんま痛いわ！！いくら私でもな！』
「確かに、爆豪が悪いな。」
『あ、納得するのね、可愛いねしょーとちゃん』
思ってもみなかった回答がかえってきて思わずポロッと出てしまった呼び名にぴくりと肩を震わせて反応した轟くんがあまりにも可愛かった。
「ん、･･････ショートちゃんも、、やめろ。」
顔を赤らめてそっぽ向いた彼はもう可愛いという一言で簡単に片付けられてしまう。ん、ってなに。ん、て。え、何その声。
私は彼の肩に手を置いてしっかり目を見すえて言った。
『･･････お姉ちゃんって言ってもらっていいですか先輩。』
「それは本当に嫌だ。」
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たら - 小学生の子かっこよすぎ。結婚しよう (2021年8月12日 21時) (
レス) id: 979f7d7a59 (このIDを非表示/違反報告)
れふる(プロフ) - とても素敵な作品で大好きです！！続編待ってます！！ (2020年4月10日 15時) (レス) id: f89108791d (このIDを非表示/違反報告)
マイ - めちゃ感動した。やばい神すぎる神に改名したまえ (2020年4月9日 10時) (レス) id: d1e84853e0 (このIDを非表示/違反報告)
怜 - 本当まじ感動しました！めっちゃキュンキュンする〜！！神作書いてくださって本当にありがとうございます！！ (2020年4月7日 23時) (レス) id: 5ed857011f (このIDを非表示/違反報告)
紺 - 素敵でした (2020年3月12日 12時) (レス) id: 70df13c73f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日�� | 作成日時：2020年1月8日 23時
