4:びっくりだぜ爆豪くん ページ5
「爆豪勝己くん、だよね、」
「あ？お前誰だよ」
相変わらず人に失礼な爆豪はそう言って相手を睨みつけた。
でも、女の子の方は何も怯んでいない。
「海外でもあなたの名前少し有名なの。本当にいたんだね、びっくりしちゃった。」
爆豪は嬉しいのか嬉しくないのかよくわからないような顔をしてふんっと、そっぽを向く。あ、これ嬉しい顔だ。こいつ内心嬉しがってる。
「私、あなたに会うためにここに来たようなものなの。」
ふふと笑う女神こと萌奈ちゃん。
どういうことだと飛び込みたい気持ちを峰田をガン見して抑えようとする。するとこっちに気づいた峰田が恐ろしがるような顔をしてこちらを見ていた。なんで私見つめあってるんだろう。
「あ？気持ちわりぃこと言ってんじゃねぇよ。」
「ごめんね、でも、ずっとあなたに会いたかった。」
「はいはいストップー。ホームルームが終わってからにしろよー。」
はっ、そうだった。まだホームルーム中だった。軽く先生の挨拶が終わってから一気に緊張が抜ける。
『びっくりしたぁ、どこぞのドラマかと思ったぜ』
「確かに、美人だもんね！びっくりしちゃった！」
「てか、Aはいいの？彼氏を狙ってそうな事言ってる女の子現れてますけど」
確かに、萌奈ちゃんの言うことは彼女の立場からしたらヤキモチ妬くのかもしれない。けれど、だ。
『だって爆豪だよ！物好きじゃないと好きにならな』
「勝己くん、私、あなたのこと知りたいな。」
私の声と被るように萌奈ちゃんの声が聞こえる。
「は、何言ってんのお前、きめぇんだよ死ね」
ばっとお茶子ちゃんと響香が私の方を向く。
『は、はは、物好きもいるもんだね･･･！でもこれは恋とは言わな･･･』
私たちが爆豪の方をむくと萌奈ちゃんは爆豪の手を握って見上げていた。
「頑張ってる手、すごく好き。」
今度はガシッと方を掴まれる。
わかるって！わかる！言いたいことわかるけど！こっち見んな！
『あ、ああいう海外のノリなんじゃないかな？』
「んなわけあるか！確信犯でしょ！」
んだからそんな肩ゆすってくんな！！頭いてぇわ！
脳みそ揺れる！
「付き合ってる人いるっていってくる！」
『いや大丈夫だって！だって爆豪だよ！！』
「爆豪くんも男だよ！」
お茶子ちゃんが私を振り払って丸い顔をさらに丸くさせて言った。
響香も私の方を見て心配そうに見る、
そ、そっか･･･
『そ、それがどうしたの？』
「「あーもう！！」」
5:焼いて食べればいいじゃない。→←3:転校生ってまじですか。
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たら - 小学生の子かっこよすぎ。結婚しよう (2021年8月12日 21時) (
レス) id: 979f7d7a59 (このIDを非表示/違反報告)
れふる(プロフ) - とても素敵な作品で大好きです！！続編待ってます！！ (2020年4月10日 15時) (レス) id: f89108791d (このIDを非表示/違反報告)
マイ - めちゃ感動した。やばい神すぎる神に改名したまえ (2020年4月9日 10時) (レス) id: d1e84853e0 (このIDを非表示/違反報告)
怜 - 本当まじ感動しました！めっちゃキュンキュンする〜！！神作書いてくださって本当にありがとうございます！！ (2020年4月7日 23時) (レス) id: 5ed857011f (このIDを非表示/違反報告)
紺 - 素敵でした (2020年3月12日 12時) (レス) id: 70df13c73f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日�� | 作成日時：2020年1月8日 23時
