30:失礼だなこいつ ページ31
みんなとの距離も埋まらずに私は今日1人で職員室に遊びに来ていました。
『せんせー、お腹空いた。なんか持ってないの』
「何しにきたんだ水成。さっさと帰れ。」
『だってさー、寮行ったってすることないし、事務所行ったって雑用させられるだけだもん』
「敬語を使え敬語を。勉強すればいいだろ。八百万に教えてもらえばいい。」
『ﾌｫｯ!!よく言うね先生！！私今！！ぼっっっち！！！』
「お前自分から溝を埋めるのを諦めてるだろ。俺はめんどくさいことは嫌いなんだ。さっさと仲直りしてこい。」
椅子をひったくられて職員室から締め出されてしまった。っったく、あの鬼教師が！！
『先生の鬼！！』
「なんか言ったか水成」
『ささっ、帰って粘土で遊ぼ！』
「ババアが俺様の陣地に何の用だ！ここは爆殺王の右腕である俺様の土地だ！ババア！」
『ふははははババアと言ったかガキンチョ。これからこの土地は俺の土地にしてやるぅ。私の呼び方を
小学生くらい若いかおしたお姉様
に変えない限りな！』
「…それはどうかと思うよ小学生くらい若い顔したお姉様。」
このまま寮に帰るのも癪だったのでよく爆豪と寄り道してた公園に来ていた。水鉄砲を持ったガキンチョは水をくみに水道場まで走っていく。
「小学生くらい若い顔したババア！みろ！俺の漆黒のグレートポイズンハンドガンだぜ！」
『ババアって言うなガキンチョ。いいだろう！見てろガキンチョ！』
私は銃みたいに指で形を作ると前の木に向かって水を飛ばした。
本物の銃の速度で打たれる水は木に少しだがくぼみを作った。
「す、すげぇ！！小学生くらい若い顔したババア！俺の好きなヒーローにそっくりだ！！」
そう言うと右腕は持っていたカバンからヒーロー図鑑だかなんだか開いて私にみせてくる。
おっと、これは私の親じゃないか。
「見ろよこのヒーロー！俺の大好きなヒーローなんだ！将来こんなヒーローになりたいなぁ！！」
『やめとけください右腕。
こいつらはヒーローじゃなくてニートだ。ニート。
社会不適合者って言うんだ。
ちなみにこっちのババアはな、朝から腹を壊すヨーグルトを生産する腐れババアだ。
そしてこいつは人のことを肥満呼ばわりする将来ハゲる遺伝をもつジジイだ。
こいつよりこのババアの方がニートだけどな。』
「姉ちゃん会ったことあんのかよ！すげぇな！かっこよかったか！？」
『うん聞いてた？これはヒーローじゃないぞ。くそジジイとババアだ。』
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たら - 小学生の子かっこよすぎ。結婚しよう (2021年8月12日 21時) (
レス) id: 979f7d7a59 (このIDを非表示/違反報告)
れふる(プロフ) - とても素敵な作品で大好きです！！続編待ってます！！ (2020年4月10日 15時) (レス) id: f89108791d (このIDを非表示/違反報告)
マイ - めちゃ感動した。やばい神すぎる神に改名したまえ (2020年4月9日 10時) (レス) id: d1e84853e0 (このIDを非表示/違反報告)
怜 - 本当まじ感動しました！めっちゃキュンキュンする〜！！神作書いてくださって本当にありがとうございます！！ (2020年4月7日 23時) (レス) id: 5ed857011f (このIDを非表示/違反報告)
紺 - 素敵でした (2020年3月12日 12時) (レス) id: 70df13c73f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日�� | 作成日時：2020年1月8日 23時
