26:限界 ページ27
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『んーっ！！んっ！！！ぷっっっっはっ！！
誰だよお前！！肺圧迫するところでした！！
死んで詫びるか死んで償え！』
突然体が引っ張られたと思ったらああビックリ。
薄暗い部屋に連れ込まれていた。
しかもがっちりロックして。
どこだよここ！！ああ書いてあんね！資料室ね！
誰だよこんなことしたの！！
朝から餃子食べようとしたけど乙女だぞ！！
これでもな！！！
なんか文句あるか！
殴り掛かる勢いで振り返るとそこには怪訝そうに眉間にシワを寄せた爆豪がいた。
『え、ええ？爆豪？』
「何話してたんだよ。」
『えっ？』
爆豪は私の困惑に応えようとせずに私に詰め寄ってくる。
『どうしたの爆豪、急にこんなことして、』
しかし爆豪はさらに眉を顰めるばかりだ。
「何話してたのか聞いてんだよ俺は。」
これは何言っても聞いてくれないだろう。
私は爆豪を見上げて真っ直ぐに言う。
『何って、蕎麦の話だよ。あと学校の話とか....』
「嘘だろ。正直に言えよ。」
『な、に？正直って。私が爆豪に嘘つく理由って何？ホントだってば。』
爆豪はちっと、舌打ちすると私の両手を掴んで壁にたたきつけた。
バンッ！と激しい音が鳴る。
いったい.........。
腕よか腹が痛い。血が滲んでくるのが分かった。何か知らないけど私の体は今治りにくくなってる。なんの病気だよ全く。
『いった、.........』
「いっつもあいつとばっかいやがって！！」
怒鳴るように私にいいつける。
『ば、くごう、！』
「なんで俺じゃダメなんだよ！」
爆豪が苦しそうにそう言った。
差し込む光が爆豪の顔を照らす。
『あ、はは、は、･･････それ、お前が言う？』
はっと爆豪が顔を上げる。
綺麗な顔。
綺麗なその目で見つめてくれるのは私だけだと思ってた。
もう君の全部全部全部嫌いになりそうだよ。
安心するこの匂いも、
大好きだったこの手も全部
全部限界だよ。
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たら - 小学生の子かっこよすぎ。結婚しよう (2021年8月12日 21時) (
レス) id: 979f7d7a59 (このIDを非表示/違反報告)
れふる(プロフ) - とても素敵な作品で大好きです！！続編待ってます！！ (2020年4月10日 15時) (レス) id: f89108791d (このIDを非表示/違反報告)
マイ - めちゃ感動した。やばい神すぎる神に改名したまえ (2020年4月9日 10時) (レス) id: d1e84853e0 (このIDを非表示/違反報告)
怜 - 本当まじ感動しました！めっちゃキュンキュンする〜！！神作書いてくださって本当にありがとうございます！！ (2020年4月7日 23時) (レス) id: 5ed857011f (このIDを非表示/違反報告)
紺 - 素敵でした (2020年3月12日 12時) (レス) id: 70df13c73f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日�� | 作成日時：2020年1月8日 23時
