12:長い一日 ページ13
『だっはー、疲れたー。』
私はLHRを終えると椅子にぐだっと寄れかかった。
「疲れたねー、1日。でももうすぐ寮ができるから家から通う必要無くなるね！」
確かに、あと一週間もすれば寮が完成して私たちは家からおさらばすることになる。
それって、爆豪とも通えなくなるってことか。
「もしかして、爆豪くんと通えなくなるなーとか考えとるやろ」
にやにやしながらこちらを覗き込むお茶子ちゃん
おうおうそんなことしていいんかお茶子よ。
『あー、もうすぐ緑谷くんとも同じ場所から通えるようになるなぁ』
「ちょ、ちょ、言わんといて！！！」
あははは真っ赤だ真っ赤
『トマートでも食べたんですかぁ？』
「それを言うならトメィトゥやろ.........」
『ニテルカラマチガタダケヨ』
「唐突な外国人！」
席が隣っていいなぁなんて考えていたら爆豪がすっと立ち上がった。
『あ、帰る？』
「.........」
おーう、虫かーい。間違えた無視かーい。
『待って、私も帰る。』
「.........ッチ、早く帰るぞ！」
私が立ち上がって彼に続こうとすると、
「かっちゃん！まって！」
！？！？
その声に思わずみんなふりかえった。
誰が呼んだ？今誰がかっちゃんって呼んだ？
緑谷くん？いやいや、トーンがあまりにも高すぎる。
それはもちろん
「あ"？」
「先生のとこよれって言われてたでしょ？ほら、行こう。」
「.........あー、.................A今日は先に帰ってろ」
そう言うと2人でスタコラサッサと教室を出ていってしまった。
『きょ、今日はココアでも降りそうだね。梅雨ちゃん。やっぱ雨の方がいい？』
「今日はどっちも嫌だわ.........」
待って待って待って、本当にわからない。
えっ、えっ、えっ、えっ！！(しつこい)
私がかっちゃんって言えばめっちゃ怒るのに、
萌奈ちゃんがかっちゃんと言えば爆豪は何も言わなかった。
どゆこと！まてよ、あれは本当に爆豪か？
爆豪と見せかけたただの唐辛子かもしれない。
そうかあれは唐辛子か。
なんだ。
不味そうだな。
『でもなぁあああ、.........はぁああああああ、』
どうしても変なもやもやが心をかすっていく。
私どうしたんだろう。
何に不安になってるんだろう。
『ええい、彼氏を信じれない彼女は彼女失格だからね！』
すると、
携帯の着信音
『はーいモティモティ』
《モスモスA？事務所来れる？》
ったく、人使いの荒い親だぜ。
13:お母さんそれクロッ〇ス！→←11:そば粉を食べればいいさ。
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たら - 小学生の子かっこよすぎ。結婚しよう (2021年8月12日 21時) (
レス) id: 979f7d7a59 (このIDを非表示/違反報告)
れふる(プロフ) - とても素敵な作品で大好きです！！続編待ってます！！ (2020年4月10日 15時) (レス) id: f89108791d (このIDを非表示/違反報告)
マイ - めちゃ感動した。やばい神すぎる神に改名したまえ (2020年4月9日 10時) (レス) id: d1e84853e0 (このIDを非表示/違反報告)
怜 - 本当まじ感動しました！めっちゃキュンキュンする〜！！神作書いてくださって本当にありがとうございます！！ (2020年4月7日 23時) (レス) id: 5ed857011f (このIDを非表示/違反報告)
紺 - 素敵でした (2020年3月12日 12時) (レス) id: 70df13c73f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日�� | 作成日時：2020年1月8日 23時
