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只今の時刻は
18:30。
家族みんなで晩御飯中。
ただ、ひとつだけ違うことと言えば
流星が居ります。(笑)
でも小さい頃からよく泊まりに来てたから
普通(笑)
康二「あ、そう言えばAと流星、付き合ってんねん」
康兄ーー!!!
なんで康兄が知ってるん!?
そしてまだお母さん達知らへんのに!!
両親「え...!?」
母「Aー!上手くいったんやねー♪」
父「え、え、まてまてまて...Aに彼氏...」
お父さんは若干戸惑い気味。
流星「あ、まだ言ってへんかったっけ?あのAと付き合わせてもらってます」
流星は改まって私の両親にそう言った。
康二「流星やったら任せられるなー!何より昔からの付き合いやしな」
康兄とお母さんは喜んでくれた。
父「流星...」
これは...嫌な予感...
お父さんに否定されんのかな...
お父さんは箸を置いて下を向いて話し出した。
父「親には言ってるん?付き合ってること。」
流星「はい。」
お父さんは険しい顔で流星を見つめて暫くしてこう言った。
父「流星なら大歓迎だよ!」
いつものほほんとしてるけど何処か厳しくて近寄りがたく思われがちなお父さん。
ましてや笑うなんて滅多にない。
でも、私と流星が付き合ってることを全力で応援してくれた。
私と流星はほっと胸を撫で下ろした。
それからご飯を食べ終わって今の時刻は
19:15。
母「そろそろお風呂入りやー」
私と流星と康兄と3人で仲良くテレビを見ていると台所から声がした。
康二「じゃあ、俺が一番風呂いただくわー♪」
そう言って康兄はお風呂に行った。
2人って何か緊張するな...
テレビには私の大好きなお笑い芸人さんが出ている。
なのにその内容も入ってこないくらい緊張してる。
それを見兼ねた流星が口を開いた
流星「A〜?ちょっと緊張してるやろ〜?」
悪戯に聞いてくる流星がどこか可愛く感じる。
「べ、別にしてへんしー!」
流星はまたまた〜とか言ってまたテレビに視線を戻した。
暫くテレビを見ていると流星の手が私の手の甲に触れた。
「...」
流星「...」
どちらも黙ったまんま、否定もせずにそのまま手を繋ぐ。
私がぎゅーって握ると流星もぎゅーって握り返してくれた。
顔を見合わせて笑い合う私達。
康二「おーい、ここでいちゃいちゃせんといてやー」
後ろから康兄が囁いてきた
「ひっ...」
私達はパッと手を離した。
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りゅちぇちぇ - ほんとにこの作品大好きです!! 頑張ってください!! (1月8日 0時) (レス) @page19 id: 56240c6a2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しずく | 作成日時:2018年1月27日 19時