復活love〝II〟 (ページ13)

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和が帰った後も
部屋には少し和の匂いがする。

それが返って意識してしまい
さっきまでの事を思い出したら身体が熱くなる

何も考えられず、無意識に和と触れた唇に指が触れた。

鼓動が段々と早くなり、ますます熱が溜まる。

数時間前の彼女とのキスは気持ち悪かったのに

和とのキスは全然嫌じゃなかった。

...むしろ

大野｢気持ち...良かった｣

和は彼女と同じやり方でキスをしてきた。

最初は触れて、次は舌を入れてきて...

恥ずかしかったけど、和は中々離してくれなかったから

俺はその快楽に溺れるしかなかった。

でも、こんな事言ったらきっと気持ち悪がられる...。

男同士なのに、またしたい...なんて

それでも俺の頭にはキスの時の和の表情が

次々と鮮明に流れる。

カッコいいけど、それよりは...なんか、

獲物を狙う様な...鋭い眼が

動物的な雄って感じがして、

より一層俺の身体を熱くさせる。

そして、俺がどれだけ興奮しているかは

身体を見れば一目瞭然だった。

大野｢...っ｣

後ろめたさはあるものの

さっきまでの光景を思い出して、熱を鎮める。

心の中で何度も和に謝りながら溜まった熱を吐き出す。

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しばらく部屋をぼーっと見ていると一件の通知が来た。

相手は彼女だった。

そして、

その内容は自分の不甲斐なさと自分の気持ちを自覚させられるようなものだった。