優side ページ15
姉さん遅いなぁ。
でも仕方ない、黙って来たのは僕だし⋯
女子生徒A「あ、あの///」
優「はい?何でしょうか。」
女子生徒A「なんで高校の前にいるんですか?//」
優「あー⋯姉さんのことをまっていて(ニコッ」
女子生徒A「あ、そうだったんですか!//
あの⋯まだお姉さんが来ないようだったら一緒にどこか行きませんか?//
お姉さんには私が連絡しますから」
優「あっ、でも⋯」
女子生徒A「⋯ダメですかぁ?//」
優「ごめんなさい⋯
でもまた会えたら考えますね!」
女子生徒A「は、はい///」
優「じゃあ、さよなら!」
⋯
キツイ香水の匂い。
⋯またか
僕の外見だけでよってくる人は沢山いる。
学校のみんなだってそうだ。
でも、好きにはなれない。
僕には好きな人がいるから。
「優!」
優「姉さん!(パアッ」
「ごめんね、思ったよりも手伝いが長引いて⋯」
優「ううん。全然大丈夫だよ!
姉さんと帰れるなんて嬉しいよ!」
「また、そんな恥ずかしいこと言うんだから笑」
優「えーだって本当のことだもん。」
「はいはい笑」
やっぱり姉さんが1番だ。
小さくて、可愛くて、勉強もできて、優しくて
小さい頃から僕の憧れの人。
唯一、姉さんだけが中身の僕を見てくれる。
優「僕、姉さんといるとふわふわした気分になってすごく心がぽかぽかする(ニコッ」
「そう?ありがとう(ニコッ」
好き。
好きだよ、姉さん。
姉さんと僕の好きは違うけど
貴女への気持ちなら誰にも負けないから。
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作者名:しろ | 作成日時:2016年6月9日 0時