畑の檸檬

じゅうさん 。 ページ14

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「あ、これともたかくんのやつ…」


久しぶりの休日。

せっかくだから自分の部屋の片付けでもするか


と思った所まではいいのだが

なかなかに進まない


なんたって、引き出しを開ければ懐かしいものが現れ私の手を止めるのだ


そして今この瞬間、私の手を止めたのが

ともたかくんが畑に来たばかりの頃

私に貸してくれたゲーム本体とゲームソフト



「これこの前探してたやん、、、、」



数日前必死に探していたゲームがまさに、

私の家の、しかも自分の部屋の棚に封印されていたなんて、、





「すぐ返さなきゃ」





軽くメイクをして、リビングで編集をするだいちに一言だけ声をかける




｢ちょっとHAP行ってくるね｣

dc「歩いて？送ってくよ？」

「んーん、ちょっとお散歩したいから大丈夫」



まあ歩いて30分くらいだし？

ほんとに運動しないとやばいからね




「行ってくるねー！」


ともたかくんのゲームも持ったし、お財布も持ったし

あ、一応これから向かうって電話するか…




念の為ともたかくんに電話をして

HAPまでの道を歩く





そして、最寄りのコンビニが視界に入って

あともうすこしでHAPに到着






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するはずだった

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