14話 ページ15
それはある日、レギュラー陣に新しいメニューが加わって
ペナルティに"乾汁"を飲まされる練習だった。
私はこの前くじに当たって飲んでしまった。
あれはダメだ。あれだけは！
あの日飲んだあとに私は理性と別れを告げた。そこまでしか覚えていない！
とりあえず、あれだけは絶対に飲まない…！
『ぐぬぬぬぬ…』
桃「なんだ？A超気合い入ってんなぁ！」
『あれだけは勘弁ですからね！』
乾「A、こっちに来てくれ。ジャージが届いたらしい」
あ、あのみんなとお揃いのレギュラージャージ
あれちょっとカッコイイよね…
乾「それと、その右目について聞きたいんだが、」
『え、』
なんで、景吾といい乾先輩といい…
何か目に見て分かるような変化があるのかな
竜「それは私も気になっとった。」
手「人の試合を見ていると突然少しだが、赤く光っているように見えるんだ」
ああ、そういう事かー。
それでみんな気づいたんだ…
『信じてもらえるかは分かりませんが』
私は少しずつ話し始めた。
1度死んでいること、転生して今ここにいること、神に与えられた目の機能。
一見、馬鹿馬鹿しく
〈え、こいつ頭沸いてんじゃね？〉
って話だけど…
乾「…」
手「…」
やっぱりそうなるよねぇ
不「聞いた事があるよ、1億年に1度あるかないかって言われてるけど、転生児。」
『不二先輩？！聞いてたんですか？！』
桃「悪いけど、聞かせてもらったぜ」
越「盗み聞きなんて趣味悪いけどね」
海「すまねぇ」
『いや、いつか話そうとは思ってたけど…
でもこんな話されても信じれないですよね』ｼｭﾝ
手「にわかに信じ難いが、そうとなるとあの異様な程の成長スピード、その目。色々と合点がいく。
俺はAを信じよう」
乾「いいデータだ。もっと聞かせて欲しいゆっくり頼むぞ」
不「僕も信じるよ」
河「お、俺もAを信じるよ！」
菊「Aは嘘は言わないにゃー！」
大「ああ、俺も信じよう」
桃「むしろ、そうじゃねぇと怖ーよ！信じるぜ！」
海「ﾌｼｭ-、Aの事は信じてるからな…」
越「もちろん、俺はずっとAの味方だから」
私は胸に込み上げてくるなにかを必死に抑えようとするが、
その熱い気持ちは抑えられず
『みんな、ありがと…』ｷﾞｭ
嬉しくて泣いたのは前世から数えても初めてだった。
私は、この人たちに出会えて、良かった。
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雪 - 続きが気になります！気が向いたらでいいので更新していただければ嬉しいです！ (2020年2月13日 19時) (
レス) id: c8a2b808eb (このIDを非表示/違反報告)
雪 - とっても良かったです 更新復活出来るに頑張って下さい！ (2019年9月9日 14時) (レス) id: 8d4c737a35 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - あれから更新されてませんが？大丈夫ですか？更新復活できるように頑張ってください！ (2019年7月21日 12時) (レス) id: 01408c4e23 (このIDを非表示/違反報告)
澪(プロフ) - 白銀水龍さん» わああ！！めっちゃ嬉しいです！ありがとうございます！頑張りますので、よろしくお願いします！！ (2019年2月21日 19時) (レス) id: 77b59a073d (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 面白い！これからも更新頑張ってください！応援しています！ (2019年2月21日 19時) (レス) id: e63f949200 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澪 | 作成日時：2019年2月20日 21時
