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「おネーサン！」
俺、ナンパとかそういうのあんま得意じゃなんだけどなあ。
いやいや、大体こういうのは無視されて終わりだから…、そう言い聞かせてやけにテンションの高いクズの後ろで顔を覗かせた。
「……ぁ、はい、」
女の子は自分に話しかけられているとは思わなかったらしく、一度びっくりしたような顔をしてから、カワイイ声で返事をしてくれた。
近づくと、心なしかいい匂いがした。
女の子は、近くで見てもやっぱり美人だった。
というか、近くで見た方がより一層美人だった。
身長差的に俺を見上げる女の子の目は、外の光を飲み込んでキラキラしていて、顔がすっごく小さい。
あまりの顔面の良さに緊張して言葉が詰まる。
ちら、と友人たちの方を見れば、面白がってケラケラ笑いながらガッツポーズをよこしやがった。くっそう、、。
「遠くから見ててカワイーなーって思ってたんだけど、うわあ、近くで見るとマジでかわいいね」
「友達と待ち合わせ？名前なんて言うの？インスタのID教えてくんない？」
「え、と、」
クズのマシンガン責めに美女は困惑の表情を浮かべた。
そんな顔も美しい。
美人だから1人で黙って立っていた時は気が強そうに見えたけど、困ったように下げられた形のいい眉を見るにそうでもないのかもしれない。
むしろ、押しに弱そうな気がする。
「俺一目惚れカモ、そこのカフェでお茶しない？待ってる間だけでいいからさ、」
「ぁー.......と、」
「オイ、、、」圧強すぎて困ってるから、とクズを宥める。
ていうかこいつの勢いすごいな？美人が優しそうな雰囲気だからか調子に乗っているに違いない。
美人は困ったように眉を下げたまま、ほんの少しだけ口角を上げ、意を決したように口を開いた。
「ごめんなさい、…"トクベツな人"を待っているので＿＿＿＿＿、」
「シェリナ？」
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なのこ5546(プロフ) - コンゴンズ大好きなので皆んなから取り合いっこされちゃう主人公最高です🫶名前変換を右上から行っても変換される箇所とされない箇所があるので普通の名前変換設定を取り入れて頂けると助かります💦 (2月16日 10時) (
レス) @page7 id: 2327b9d39c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Grass | 作成日時：2024年2月15日 0時
