○幕間 少年Hと"やさしいひと" ページ5
・
見たことないくらいの美人を見つけた。
それはもう、爆裂美人。
芸能人を生で見たらこんな感じなのかな、いや、美少女アニメキャラクターが現実にいたらこんな感じなのかな、だ。
待ち合わせスポットの近くのカフェの前で、スマホに目を落としている。
人とは違う薄紫色の髪にも負けないくらい、美しい顔面の主張がすごい。
爽やかな開襟シャツや短めのスカートから覗く白玉のように美しく艶やかな肌は、もはや光り輝いている。
「うわっ、あの子やば…」
「芸能人じゃね？さすがにパンピーではないっしょ」
「どれ？うわっ、あの子？ちょーーカワイーじゃん！」
「インスタ知りてーー」
「俺行く ジャン負け着いてきてよ」
「漢すぎん？お前」
「ガチ？絶対無理だよガード固そうだもん」
「ダメ元でいこう」
「当たって砕けていこう」
「はいっ、最初はグー」
で、一番乗り気じゃなかった俺がものの見事にひとり負け。
つーか何でこいつはノリノリなんだよ、心のなかで不満をぶちまけるも、そういや女関係がだらしなくて常に揉めてる結構なクズだったことを思い出す。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 322人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なのこ5546(プロフ) - コンゴンズ大好きなので皆んなから取り合いっこされちゃう主人公最高です🫶名前変換を右上から行っても変換される箇所とされない箇所があるので普通の名前変換設定を取り入れて頂けると助かります💦 (2月16日 10時) (
レス) @page7 id: 2327b9d39c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Grass | 作成日時：2024年2月15日 0時
