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マクヒョンが、「久しぶりに遊ぼう」とミンチェを誘っていた。
『イリチルの10階宿舎に呼ばれてるの』
眉を下げて笑う君を見送った。痩せ細った君の体を。
乗り込んだり、邪魔したりするつもりは無かった。
ただ心配だったから、話し声が聞こえてくることも、姿が見えることも無いけれど、一度だけ10階宿舎の前を通りすがってみようというだけだった。そういう、気分だった。
そうしたら、10階の玄関の前に大きなビニール袋を持った若い男がそわそわと立っている。
「どうかしましたか？」と聞くと、「代引きなんです」と言う。
片手に提げたビニール袋の中に、K F Cのロゴマーク。
彼がインターホンを鳴らして見せたが、一向に出てくる気配は無い。
手汗の滲んだ手でジーパンのおしりのポケットを漁って財布を開いた。
「･･･いくらですか？」
嫌な予感がした。
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Grass(プロフ) - ナカムさん» はじめまして！コメントとても嬉しいです。応援していただけるなんて光栄です！こちらこそ、本当にありがたい限りです。これからも何卒よろしくお願いしますね☻ (2023年5月1日 0時) (
レス) id: 4c613351b7 (このIDを非表示/違反報告)
ナカム(プロフ) - はじめまして。この作品を読んでフィクションだとは分かっているものの胸が締め付けられるような感覚になりました😢言葉選び、文章の構成等素晴らしいと思います。これからも応援してます。素敵な作品をありがとうございました！！！ (2023年3月12日 14時) (レス) id: a627fc4932 (このIDを非表示/違反報告)
Grass(プロフ) - ミユウさん» コメントありがとうございます！検討させていただきます。続きを読みたいと思って頂けるなんて本当に嬉しいです。ご期待に応えられるように頑張りますので、気長に待っていてください。よろしくお願いします☻ (2022年10月9日 9時) (レス) id: 4c613351b7 (このIDを非表示/違反報告)
ミユウ(プロフ) - 泣きました！出来れば活動再開後の小話なども読みたいです。 (2022年8月28日 21時) (レス) @page49 id: 2c9d9d2bdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Grass | 作成日時：2022年3月20日 22時
