[第五人格・短編集]いろんな恋の形2 (ページ3)

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リッパー…娘さんページ3

貴女はエマちゃんの妹という設定です。

「お義父さん、私に娘さんをください！」

そう言って頭を下げるパリコレ系ハンター白ネギ紳士←

結果はもちろん、レオのサメとエマの工具箱でボコボコやられ状態。

「うぅ…そこまでしなくても…」

そして泣く。

「リッパーさん…？大丈夫なの⁉」

泣いているリッパーに駆け寄ったのが、サバイバーで家政婦のA。

彼女はレオの娘であり、エマの妹。また、リッパーに好意を寄せられている相手でもある。

「あぁ…すみません…ちょっと、色々ありまして…」

「と、とりあえず…手当をするなの！」

Aは少しケガをしているリッパーの腕に包帯を巻いたりした。

「また…パパとお姉ちゃんにやられたなの？」

「はい…もう泣きそうです…」

ハンターであるリッパーの一方的な好意に見えるが、実は2人は真面目に付き合っている。

彼女の暗号機を回す真剣な表情に心を射抜かれ、今に至った。

2人は幸せだが、周りのサバイバーやハンターは反対しているのだ。

それは敵同士だからではなく、Aが誰かのものになるのが嫌だからだ。

「でも、いつか認めてもらえたら…家族になれるんだよね…」

「はい、まずは結婚式を挙げて、新婚旅行に行って、それから子供を…」

「は、恥ずかしい！」

2人は先のことを楽しく話した。