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めちゃめちゃ先輩にしごかれまくった数週間を終え、東京京都姉妹交流会も東京校の圧勝で幕を閉じてから数日後。俺だけが見ていた先輩という存在は、周りも見れるようになってしまった。今まで先輩を見ているのは俺だけだったのに、俺の存在を伝えてしまったことによって、先輩と隠れて稽古という必要もなくなったのだ。
悲しいなーと思いながらも、釘崎の買い物に付き合っていた。

「ん、あれ先輩じゃない?」
「ん?」

いちごチョコが食べたいと言った釘崎なので、ショッピングモールでそれを買って「美味し〜」と食べていた時だ。
ちょうど口に入れた時にそれを言ったものだから、少しもごもごした口調だったけど十分に伝わった。
釘崎のさす指の先に先輩らしき人が服を見ていた。ちょっとオシャレで、店内が暗い感じの服が販売されている場所。

「あ!ほんとだ!せんぱ____」

手を挙げてそう言おうとした瞬間言葉が閉じてしまったのは、先輩ともう1人いたからだ。
手すりにもたれかかっていたその人は、先輩の所へ行って先輩が手にしていた服を見るなり何か言っていた。

「虎杖、あれって__」
「言わないで。行こ、釘崎」

釘崎が言おうとしたところを止めて、彼女の手を引いてその場を立ち去った。
でもやはり考えてしまう。
先輩の隣にいた人って、もしかして____
だめだ、考えるな。俺と同じように買い物に付き合ってくれてるだけだという理由もある。そういう風になんでも捉えるな。
釘崎は何か察したのか「あんた、あれ好きだって言ってたわよね」と指さした方へと連れていかれて「これは奢ってあげる」と何故か支払いまでしてくれた。

「これに関しては私が悪かったから。認めたくないけど」
「認めたくないって…………でも、あんがと。美味いよ、これ」
「なら良かったわね」

この時釘崎が救世主のように思えた。
バレちゃったかな、なんていうのも気にしたけど、釘崎なら相談に乗ってくれるだろうと思っていたから結果オーライだ。
それでも、あの隣にいた人は、俺でもよく知ってる人物だった、気がする。
帰ったら先輩に聞いてみよう。

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コーンクリームコロッケ(プロフ) - 久しぶりに連絡くれて嬉しかった反動で作れた……………また作ります笑笑ありがとね♡♡ (1月22日 7時) (レス) id: 45395c9c17 (このIDを非表示/違反報告)
金糖の少女 - コーンクリームコロッケさん» 更新ありがとおおお!!!そして完結おめでとおおお!!!新作作る予定あればまたすぐ見にいく!!!!楽しみに待ってます!!!! (1月21日 19時) (レス) @page12 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
コーンクリームコロッケ(プロフ) - わあああ!!!うれしぃぃぃ!!待って更新頑張ります!!!!!笑笑笑笑笑笑笑笑 (1月20日 22時) (レス) id: 45395c9c17 (このIDを非表示/違反報告)
金糖の少女 - え、え?!星に色ついてるよ!!おめでとうううう!!!ウワアアアア…これからの展開めちゃきになるけど行き先が不安…´・ω・`更新無理しないでね…!! (1月19日 18時) (レス) @page6 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
コーンクリームコロッケ(プロフ) - いやまじで毎作品コメントありがとう♡♡好きになっちゃいそうフォローすぃます……友達にも布教したの?!嬉しすぎ!!!ありがとう!!! (12月14日 21時) (レス) id: 45395c9c17 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コーンクリームコロッケ | 作成日時:2023年12月14日 17時

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