トリップってホントにあるんだ……。two！ (ページ7)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:18,530 hit

デートと言うな。ページ7

ベンさんイケメンだ…と思いながらシャンクスと島の店を巡る。

ｼｬﾝｸｽ［…お、あれなんか似合うんじゃねぇか！？］

［何だ？それ…リボンか？］

ｼｬﾝｸｽ［ん？コレ知らねぇのか？これはな…髪くくるのに使ったりするんだよ。］

シャンクスが見せてきたのは赤が基調とされたリボンだった模様は金糸で刺繍が施されている。

ｼｬﾝｸｽ［髪長ぇだろ？だからちょうどいいんじゃねえかと思ってな！］

確かにおれの髪の長さは切っていないため腰辺りまで伸びていた…。

［…ちょうど良い、それ買おう。］

ｼｬﾝｸｽ［よし来た！俺がプレゼントしてやろう！］

［…本当か…。］

ｼｬﾝｸｽ［あぁ！俺が見つけて聞いたんだ！俺が払う。］

［ありがとう。］

シャンクスにリボンを買ってもらい早速髪を上の方で一つにまとめ括る。

［どうだ？似合うか…。］

ｼｬﾝｸｽ［おう、チョーカワイイ…。］

鼻を抑えながら親指を立てるシャンクス…正直に言って気持ち悪い。

ｼｬﾝｸｽ［…可愛い…。］

［可愛い？］

ｼｬﾝｸｽ［…ぁｯ…かっこいーよ…うん。］

［うぜぇ…。］

店を回っているが隣でデートデートうるせぇ奴がいるからイライラする…とてもイラつく。

ｼｬﾝｸｽ［デートってこんなに楽しいものだったか…。］

［この女誑しがｯ…クソ。］

ｼｬﾝｸｽ［んー？なんだ？嫉妬か？］

［ｯ！…は？…嫉妬？］

シャンクスと歩いていたらたまたま見てしまったコラさんが女とキスしているところ…。

［…この胸が痛むのは嫉妬か？俺分からねぇからさ…シャンクス、教えてくれよ…俺は今どんな感情でどんな表情してる？］

ｼｬﾝｸｽ［……あぁ…悲しいって顔してるな…困惑してる。］

シャンクスも気が付いたのか俺の手を引き船へと戻りシャンクスの部屋へと通された。

［…俺は所詮遊びだったのかな…キスしたのも抱き締めて来たのも？全部嘘？好きだって言ったのも全部嘘だったのかな？］

何かが俺の中で崩れた音がした…目から水がポロポロと落ちる。

ｼｬﾝｸｽ［お前さん…コラソンが好きなんじゃねぇか…そんな泣くなら俺にしとけよ、俺はA以外見ねぇし手放したりしねぇから。］

コラさんが好き…シャンクスから言われた言葉はストンと簡単に降りてきた、俺はコラさんが好きだった…でもコラさんは女の人とキスを？

［なぁ、シャンクス…忘れさせてくれるか？全部…。］

ｼｬﾝｸｽ［ｯ…俺でいいなら忘れされてやるよ…俺のもんになれA…。］