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疑問を持った。 ページ28

リビングへ向かうと快斗がお茶を出してくれたのか皆んなお茶を飲んでいた。

快斗[あ……うん、包帯は綺麗に巻けてる…見た感じ開いただけか?]

タタっと駆け寄って真っ先に傷口の確認をして来る快斗。

[あぁ、開いただけだ…血もそれほど出てない。]

諸伏[すまん…俺が引っ張ったから……。]

[あ?何で謝んだ?怪我をしてんのを言わなかった俺が悪いのに。]

松田[でも怪我開いちまったんだろ?素直に受け取っとけよ。]

それから色々話をしてゲストルームはいくらでもあるから各一部屋ずつ、皆んな変装してバイトしてるって言ってた…家賃と食費払うって…でも俺お金ならあるから正直使って欲しい……だって貯まるんだよ…。

萩原[Aちゃん!俺と出掛けない?]

[硏二さん…俺は忙しいんだ陣平さんを誘って行け。]

あぁ、皆んなから名前呼び許可された…外では偽名何だけどな。

書庫に行き陣平さんや硏二さん関係の事件を探す、爆弾魔…八年前…。

快斗[…うおっ!?なんだの本の量!]

[……殉職者三名を出した爆弾魔……マンション、観覧車…病院……。]

これだ、陣平さん達が殉職者する筈だった事件。

快斗[Aー?ここにある本って事件関係の資料か?]

顔を覗き込んで来た快斗に少し動揺をした。

[か、快斗……あぁ、ここにあるのは全て事件関係の資料を集めたもんだ…俺の仕事上必要だからな。]

また手元に目線を戻し資料を読むと…殉職者二名の死体が見つかっておらず連絡もつかないとのことで?その場にサングラスと多量の血痕から死亡したと思われる…と書いてあった。

[……陣平さん…。]

松田[…何だ?]

[あんた…何で生きてる……どうやって爆弾を解除した。]

殉職者の欄には松田陣平と萩原研二の名が乗っていた。

松田[何で知ってる…。]

ピリピリとした空気が書庫を包む…。
言わずもがな殺気だ。

諸伏[どどどどうした!?!?殺気がすげぇぞ!?]

いち早く察したのか唯さんが駆け付けてきた。

[俺は情報屋…調べんに決まってんだろ。]

松田[で?調べて何が分かった…俺達の名前は警察によって隠されている筈だ。]

[……何故生きてる?爆発に巻き込まれたんだろ?そこが分からない、観覧車に乗ってたんだろ…硏二さんはマンションで。]

諸伏[……と、取り敢えず殺気しまおうぜ?快斗が怯えてる。]

快斗の方を見ると冷や汗を流しながらカタカタと震えていた。

お話の終わり。→←血も滴る良い男?



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ライア@Liar_onlooker - 終わり!?終わり、ですか!?…そうですか……………。 (2021年2月16日 23時) (レス) id: 0b6d81382b (このIDを非表示/違反報告)
エイト(プロフ) - 面白いです!これからも頑張ってください( *´艸`) (2019年11月11日 18時) (レス) id: 24330c091d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:shell | 作成日時:2019年4月10日 23時

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