やんちゃで喧嘩ばかりで傷だらけの俺がトリップしたら凄い告白される話聞きたい？

楽しいお話？ ページ25

諸伏［ちょっと待って！］

［はい？］

グイッと後ろに手を引か唯さんの方を向く。

諸伏［Aが只者じゃない事は分かった…でも俺一個人としてAと仲良くしたい、駄目か？］

［良いよ、唯さん。］

今俺笑ってんだろうなって言うのが分かる…嬉しいから、あれだけ意味深なこと言ってたのに仲良くしたいなんて言ってくると思って無かった。

諸伏［お、おう……//////］

［改めてだけどな……俺は孰守A…宜しく。］

諸伏［Aの方が本名なのか！俺は諸伏景光！皆んなの前では緑川唯で宜しく！］

［宜しく、景光さん。］

諸伏［Aさ、そんな歳変わらないだろ？さん付け要らないぞ？］

［俺はまだ未成年。］

諸伏［(´º∀º｀)？！］

あれ、顔文字が見えるな……何だろ。「エッ…。」って顔だな。

諸伏［てっきり25位かと…。］

［唯さんは童顔……。］

諸伏［やめて……それ以上言わないで…。］

耳を塞いで何かブツブツ独り言を言っている唯さん。

［唯さん…唯さんはカッコイイですよ。］

諸伏［本当に？］

［え、あ、ハイ…トテモカッコイイトオモイマス……。］

凄く食い気味に聞いて来る唯さん。
俺の肩を掴んでグワングワン揺らしている。

諸伏［……Aに言われるとなんか嬉しい。］

［アッ、またこれ一目惚れルートに入ったか？((ﾎﾞｿｯ…。］

フラグ立てた気がする……もう俺フラグ建設会社建てれる…。
フラグ折らなきゃ…これ以上好かれたくない、だって今までの奴らでまともな奴居なかった。

諸伏［そうかー…一目惚れか……ん？一目惚れ？］

［え、違う？違ってくれるか？］

諸伏［いや、俺は一目惚れとか分かんないから…でもこれが一目惚れって言うんだな！！］

物凄いキラキラした顔で見詰めてくる唯さん…。
終わった……フラグ折れなかった。

［何に皆んな惚れてるんだよ。］

諸伏［何だろーな……俺は笑顔？］

うわ、快斗と同じ事言ってる……。

諸伏［同じ理由で惚れた奴がいる？］

［ん！？］

諸伏［居るのか…居るんだな？］

心読まれた……怖って言うか…殺しに行きそうな勢いなんだが！？

［待って待って……駄目だぞ？メッだ。］

口元に手でバッテンを作る。

諸伏［ありがとう可愛いよ。］

そう言ってそれの隣に座ってニコニコと笑っている、唯さんはジリジリと近付い来る。

［何でこっちに来るんですか。］

諸伏［どうにかAとキス出来ないかな…とね。］

口をバッと覆い隠し逃げる。

諸伏［モノは相談何だけど……。］

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