やんちゃで喧嘩ばかりで傷だらけの俺がトリップしたら凄い告白される話聞きたい？

追求 ページ17

［で、聞かねぇの？何で知ってるか。］

コナン［どうして？］

［気にしてる様だしな……それに、俺はコナンについて調べた時に色々とわんさか出て来たしな。］

コナン［例えば？］

［コナンが工藤新一である事……沖矢さんがＦＢＩだって事とか、黒の組織の事。］

沖矢［じゃあ隠さなくて良いんだな。］

赤井さんが変声機のスイッチを切り声が戻る。

［……想像以上のハスキーボイスだな……。］

赤井［もしやこっちの方が好きか？］

［いえ、断じて違います…。］

赤井さんを気にせず食べているとスマホが鳴る。

［どうし……。］

快斗《今どこおおおォォォォオオ！！！？？？》
唐突に叫ぶ快斗……。

［…………おい…後で覚えとけよ…、何だよ。］

快斗《俺昼飯作れねぇんだけど……。》

［はぁ……そんな事だろうと思った、冷蔵庫の中に飯入ってるからそれ食え…後な……嫌な予感がするから気を付けとけよ。］

快斗《……分かった、飯ありがとな！》

［あぁ、じゃあな。］

電話を切り椅子に戻ると。

赤井［誰からだ？親しい様だが。］

［友達……？家に泊まってるんですよ。］

コナン［何で疑問形なの？］

［会ってまだ二日目だから？］

友達って呼ぶべきか？仮にも告白してきた奴だ。

赤井［会って間もない奴を泊まらせたのか？］

［一応知ってる奴だったので……初対面だけど。］

コナン［初対面なのに知ってる？有名な人なの？それとも見かけたとか？］

テレビで放送されてる怪盗キッドですとは言えねぇし……。

［これ以上は言えねぇな…プライバシーってもんがあるからな。］

赤井［プライバシー関係あるか？］

［あるんじゃ？これ以上はね。］

二人共納得いかないって顔してる……マジで言えねぇんだって……。

お昼も食べ終わり……まだ話し合いをしている俺。

赤井［組織の事はどこまで分かってる？］

［コードネームを持った奴は大体……とノック、殉職した降谷零の仲間だったスコッチとライ……赤井さんの事。］

コナン［そこまで……。］

赤井［スコッチ……降谷君の事は？］

［公安、降谷零…喫茶ポアロの店員安室透…黒の組織コードネームバーボンの顔を持つトリプルフェイスと言う事……スコッチと同職であり、黒の組織に潜入しているノック…スコッチとは仲が良く警察学校での同期だった…。］

コナン［良くそこ迄調べれたな……安室さんの情報は公安でがっちり保護されている筈だしよ？］

赤井［あぁ、では……俺の事は？］

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