ミステリアスなお兄様。

__ゼロの執行人__ 第禄幕。 開演 ページ43

コナン［…でも何で……公安がその捜査をしてるって知ってるの？］

橘［え？］

テレビが落ち大きな音が鳴る。

橘［それはね？坊やその手の捜査をするのは公安が多いからよ？公安警察はね、沢山の協力者を持ってるの。］

妃［協力者って公安警察の捜査に協力する民間人の事？］

橘［そうです、得に通信傍受法で捜査対象になるサーバーの関係者にも公安警察の協力者が多いんです…その手の協力者に掛かれば毛利さんが不正アクセスしていた証拠も取れるはず、あ！勿論そんな証拠があればの話ですよ？］

コナン君は違和感とがあるみたいだ…あと少しで繋がるから……頑張れ…。

コナン君は栗山さんに資料を頼んでいた様で持ってきてくれた。

栗山［…去年橘先生の事務員が事件を起こして居るのが分かりました。］

妃［え？橘先生はケー弁の筈よ？］

栗山［去年事務所を閉じたんです、当時事務員だった羽場二三一と言う男がゲーム会社に侵入し窃盗事件を起こし逮捕されたせいで…しかも羽場は送検されたあと拘置所内で自 殺しています。］

蘭［自 殺？］

［羽場二三一は橘境子弁護士と親密な関係にあったようですよ…坊ちゃん((ﾎﾞｿｯ…。］

コナン［え！？］

パソコンを弄りながらコナン君にしか聞こえない程の音量で話す。

［羽場二三一は当時裁判官を目指していた様です、試験の参加者リストを当ってみたら見事ヒットしましたよ((ﾎﾞｿｯ…。］

パソコンをコナン君に見せる。

コナン［うーん…。］

色々と考え出したコナン君。

それから白鳥警部が来て岩井検事が病院に運ばれたと伝えられた。

コナン［まさか…それもIoTテロ？］

白鳥［そのスマホを調べたらこれ迄と同じくnorからのアクセスがあって…失礼。］

電話が掛かり白鳥警部が話している時俺のスマホも着信が入る…見てみると警察庁からだ。

コナン君達に断りを入れ部屋を出る。

［はい……そうですか…えぇ……此方からの情報は一年前の事件と関係がありそうだ…という事でしょうか……まぁはい、また公安ですか？ですから手は貸さないと言っているでしょう…失礼します。］

電話の内容は毛利さんが不起訴になった事と情報の催促それから公安との協力…いくら断っても断っても諦めてくれない様だ、それとウィルスも心配だ…さっきあらかた駆除したが。

蘭［あ、祐介さん！お父さんが！］

［はい、不起訴になりましたね…良かったです早くご友人にも連絡してあげて下さい。］

蘭［はい！してきます！］

嬉しそうに駆けて行った蘭さんを見送り部屋に入る。

__ゼロの執行人__ 第漆幕。 開演→←__ゼロの執行人__ 第伍幕。 開演

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す