ミステリアスなお兄様。

仕事が多い。 ページ13

BARの仕事が終わり朝五時に帰る。

［ただいま。］

裕也はまだ寝てる様だ。

ご飯は食べてるし、服も着替えてる……ちゃんと起きたみたいだな。

風呂に入って布団に入る、九時には執事喫茶の仕事が入っているので八時半には起きないといけない。

目を瞑ると直ぐに眠ることが出来た。

隣で何かが動く気配がして目が覚める。
うっすらと目を開け時計を見ると七時、裕也が起きたのだろう…もう一度目を閉じる。

裕也［……兄さん…帰ってきたんだ、お帰り…それからお疲れ様。］

裕也に頭を撫でられそう言われる…そんな事を言われるとは思っても見なかったので驚いたがいつもと立場が逆だなと思ってしまった。

裕也はいそいそと用意をして学校へ向かった。
俺はもう一眠りして仕事へ。

え？ご飯？そんなのカロリー〇イトだよ、カロリーメ〇ト…どこぞのFBIじゃないかって？知らないな、FBIのスナイパーの食べてるものと同じとか知らないな。

執事の服に着替え髪をセットする、何故か俺だけ制服が違うのだ…あの黒執事に出てくるセバ〇チャン
見たいな服なんだ……俺だけ。

店員［あ、セバスチャンさんおはようございます。］

［おはようございます、ミハエルさん。］

そして名前もセバスチャンと言うのだ。
此処は女性からストーカー等の被害がある為偽名を使う…本名は決して言わない。

ﾐﾊｴﾙ［セバスチャンさん、今日ってアルフォンスさん来ますよね？］

［えぇ、来られますね…アルさんは出勤の筈ですから。］

ｱﾙﾌｫﾝｽ［おはようございます、セバスチャンさんミハエル君。］

［おはようございますアルさん、今日は失敗しても助けられる保証はありませんので気を付けて下さいね？］

ｱﾙﾌｫﾝｽ［すいません、気を付けます。］

ﾐﾊｴﾙ［アルフォンスさんの相棒は今日は僕です、よろしくお願いしますね。］

ｱﾙﾌｫﾝｽ［えぇ、よろしくお願いしますミハエル君。］

店員［おはよう、セバスチャン様ー…抱かせて？］

［出勤早々何事ですかバロン…私の体は誰にも抱かせはしません。］

ﾊﾞﾛﾝ［ちぇっ……セバスチャン様連れないなぁー。］

［さぁ、仕事です……今日も主様の為に働きますよ。］

［［［［［全ては主様の為に……。］］］］］

こんな感じで忙しい一日の始まりです。

ﾐﾊｴﾙ［当主様の御帰宅です。］

［お帰りなさいませ、此方へどうぞ。］

ﾊﾞﾛﾝ［此方メニューとなっております、お決まりでしたら聞きに参ります。］

お客様［じゃ、じゃあケーキセットお願いします。］

御来店。→←BARでの仕事。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す