6話 ポアロ ページ8
あのあと結局道を間違え続け
コナンくんに呆れられながら
つ、ついに俺はポアロの前にいます!
はぁ…!!愛しの安室さんに会える…!!
どうしようマスクの下で
ニヤニヤが止まらない〜むふふっ…
『ここがポアロかぁ…もう俺ペコペコだよ』
「僕も疲れちゃったよ…
お兄さん方向音痴だったんだね」
『ごめんね道案内してくれるって話だったのに…』
そう、コナンくんが案内する前に歩き出した
俺の馬鹿さ加減にため息も出ないよ!
と、いうところで店の扉が開き
ずっとずっと聞きたかった
愛しい人の声が聞こえてきた。
「あれ、コナンくんじゃないか
……その隣の人は?
店の前でどうしたんだい?」
「この人は小鳥遊透真さん!
ポアロがどこにあるのか分からなくて
道に迷って困ってたから連れてきてあげたんだ!」
『ぁ、え、と……どう、も…
た、小鳥遊…透真、です…あはは…』
緊張しすぎて全然喋れないよぉっ…!
私のバカ!もっとちゃんと喋ってよ!
「小鳥遊さんですね!
ポアロに…ということはお客様ですよね
どうぞカウンター席に」
『ひ、ひゃい…!』
苗字呼ばれたぁ!
やばい、泣きそう…感動っ…!
というか顔があっつい…やばい、やばい!(語彙力)
「ってお兄さん大丈夫?!顔真っ赤だよ!」
『だ、大丈夫…ちょっと、疲れが…
座って休めば大丈夫…』
「それは大変だ!大丈夫ですか?
ゆっくり席まで案内しますね」
『ふぁっ…!?』
ちっ近!あむっまっ安室さんが近い!!
あ、もうだめキャパオーバー(真顔)
サンドイッチものすごく食べたかったけど
安室さん過剰摂取で倒れそうだ逃げろ!←
「透真お兄さん?中に入らないの?」
『あ、安室さんコナンくん今日はもう帰りますね!』
「……」
「…小鳥遊さん!」
『な、なんですか…?』
「服にゴミがついてますよ
…はい、取れました!今度は是非とも
ポアロに立ち寄ってくださいねお待ちしてますから!」
『は、はい!
今日は色々とありがとうね、コナンくん
それじゃあまたいつか会えたらね』
「うん、近いうちまた会えるといいね!」
よしダッシュでここを離れよう!
というかさりげなく
今安室さんに盗聴器つけられた?!何で!?
……あ、いいこと思いついた!
折角の機会だしちょっと怪しいそれっぽいことしてみよう!
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ZERO - ストーリーがすごくいいです!面白いです!更新楽しみにしています!頑張ってください!(^ ^) (2018年6月16日 19時) (レス) id: 08e1bb4da3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢月 | 作成日時:2018年5月30日 1時