##話 8年間救済 #######side ページ22
『いっでぇっ…!?』
〘おら、さっさと代われ!
スコッチを助けるんだろ…!〙
『ああくそっもうだめだ…!』
とにかく叩き続けようやく代わることが出来た。
さてと、スコッチを粛清した
っていう証拠が残らなきゃ組織は
納得しないだろう、
助けたとしても俺も追われる身だ
フォロー入れながら逃げ続けるのは難しい
だから代わりの遺体が必要だ
体格が似た男を捕まえて廃ビルの下に
顔が分からねぇようにして転がしとく
あとはさっさとスコッチを抱えてトンズラだ
『至って簡単な作業だ
完全無欠のこの俺に不可能はねぇ
まずは証拠作りの材料を探してこねぇと』
かなり暗くなってきた頃
丁度いいところにいい感じの
酔っぱらいが転がっていた…服装も大体似てる
『なぁ、あんた…連れは?』
「ぁあ…?んだお前〜…1人ですけどー?
俺に何か用かよぉ…?」
『用…ね、まぁあるっちゃあるか
身代わりになってもらおうかと思ってんだ』
「みがわりぃ…?んだそりゃ、
ゲームのやりすぎかぁ?あっははは!」
『ゲームか…あながち間違ってないな
そういうわけだから、さような、らっ!』
「がっ!?」
頭を掴んで思い切り捻り上げる
やばい音がして頭があらぬ方向を
向いて動かなくなる。
悪いね、俺は異物ほど優しくないんだわ
組織に属して、楽しいこと色々やって
異物が来た時には、
もう俺は血塗ろだったんだよ…
『ほんと、脆いよなぁ…
さてと、血をちょっと拝借…っと
あとは頭を潰して銃痕作って…
スコッチ奪還時にビルから落としゃいいだろ』
ある一つの命を救うんだ、
代替一つの命を犠牲にしたって
許されんだろう?咎められないんだろう?
なぁ?神様───
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ZERO - ストーリーがすごくいいです!面白いです!更新楽しみにしています!頑張ってください!(^ ^) (2018年6月16日 19時) (レス) id: 08e1bb4da3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢月 | 作成日時:2018年5月30日 1時