検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:23,128 hit

##話 8年間救済 #######side ページ20

異物がカウントダウンが生き返ると同時に走り出す。
目標はただ一人…萩原だ。

「皆逃げろ!逃げるんだ!」

『おらさっさと逃げろ!』

「!?一般人がなんでここに!早く逃げろ!」

『いーからお前もだ!
間に合わねぇ飛び降りるぞ!』

「はっ!?おい離せ…!?」


残り一秒、というところで異物は
萩原を引っ掴んで窓から飛び降りる。
その瞬間爆弾が爆発し
さっきまで居た階層が木っ端微塵になる。
落下速度が緩いうちに下層の取っ掛かりに掴まり萩原を連れて安全地帯まで走る。

『っ…くそ、ギリ萩原さんだけかよ…!』
(しっかり練っときゃ
もっと救えたはずなのに…っ)

〘ノルマは達成してんだからクリアだろ
あの状況で俺ならともかく
異物にパーフェクトは無理だった
もう過去のことだ次頑張りゃいい切り替えろ〙

「っお前…何者だよ…あんな離れ業して
しかもなんで俺の名前…!」

『説明はあとだよ萩原さん
今はここを出て拠点に向かう
あんたはもうここで爆発に巻き込まれて
殉職したことになったんだ
それだけ理解してくれればいい』

「はぁっ!?」

〘さて、まず一人目だ
次は誰が殉職扱いになるのやら…〙


今度は組織関係だったか…?
まぁいざとなったら俺がやるか
まだまだ捕まるわけには行かないからな






「で、俺を殉職者扱いにした
理由を聞かせてもらおうか
……理由しだいじゃあ110番だ」

『そんな怖い顔しないでよ
俺はね、ただ単に一目惚れした
好きな人について色々沢山調べた結果』

「さてと近くに交番あったかな」

『待って待って待って最後まで聞いて!』

「聞いてもいい予感しないんだよな〜!」


拠点に着いて一息つく間もなく
交番に駆け込もうとする萩原と
それを全力の羽交い締めで止める異物、
色々と誤解するような濁し方するからだ
さすが異物…周りを混乱させるのがうまいな
まぁこの小説自体がめちゃくちゃなんだけどよ←


『じゃあこのまま話すけど!
その好きな人の周りの人達が
危険に巻き込まれて命を落とす
っていう確定事項を知ってしまったわけ!
その確定事項を達成したように
見せかけるために萩原さんを
殉職者に偽装してここに連れてきたの!』

「は、はぁ…?殉職が確定事項?」

『まぁそういうわけだから萩原さんは
これからは正体隠して俺と一緒に生活すること!
安心して、全部終わったら
ちゃんと元の生活おくれるから!』

「はぁ…わかった、
命救われたのは事実だもんな」

##話 8年間救済 #######side→←##話 8年間救済 #######side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
71人がお気に入り
設定タグ:安室透 , 降谷零 , トリップ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ZERO - ストーリーがすごくいいです!面白いです!更新楽しみにしています!頑張ってください!(^ ^) (2018年6月16日 19時) (レス) id: 08e1bb4da3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夢月 | 作成日時:2018年5月30日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。