7本目 ページ7
Aと話すようになったきっかけは6月の梅雨の時期だった
その日は丁度下校の時間から天気予報にもなかった雨が降り出した
置き傘あって良かったー
夢主「……」
下駄箱にいるのって…
『…条山さん?』
夢主「へっ…!あ、はい?」
名前を呼ばれるなんて思ってもいなかったのか、一瞬驚いたような声が出ていたがその後はいつも教室で聞くような落ち着いた声
『ぼーっとしてたみたいだけど…大丈夫?もしかして、傘…?』
夢主「あ、いえ!雨の日は迎えがいつも来るんですけど少し遅れてしまうみたいで…」
『そっか(傘じゃないんだ…)それじゃ心配無いね!』
そう言って笑ってみる
すると
夢主「相川さん…ですよね?心配していただきありがとうございますニコッ」
苗字だけど初めて呼ばれた…!
『同い年だしそんな敬語じゃなくていいのに笑
それじゃ!』
そう言って傘をさして外に出る
入学式からたった2ヶ月しか経っていなくてもハッキリとわかるぐらい彼女は完璧だった
授業の問題もどの教科で当てられてもはっきりと答えている
歩き方や姿勢も完璧で周りへの振る舞いもおしとやかで優しくて
家は有名な財閥でそのお嬢様
入試の成績トップの人が行なえる新入生の挨拶は今年は彼女がやっていた
…でもその微笑みが本当の顔じゃないって何となくわかる
(無理してる訳じゃないといいけど…)
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RAMI(プロフ) - めっちゃ面白いです!!続き待ってます! (2021年1月10日 0時) (レス) id: 7d66259d8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るるか | 作成日時:2018年9月8日 2時