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「うー………」
「何をそんな緊張してんのよ」
「だ、だって、、、！」
「びしっと気持ちを伝えりゃいいのよ！」
「うぅ」
「ゾム君だってAのこと好きなんでしょ？
ならいいじゃん気持ち伝えて、両思いになれば、ね？」
「今はちょっと両片思い、だしね……」
緊張しすぎて震えた声でゆりの台詞にこたえる。
…ゆりの発言がごもっともすぎて、なんとも言えない。
よし、気合を入れてがんばれ私！
────
ほ、放課後がきてしまった…。
「いきなよ、ほら！」
「が、頑張りたいけど…足が震える………」
「ゾムくん教室いなかったし、多分空き教室で待ってるからさ！」
「またせるの、悪いしね……だけどぉ、！」
声を震わせながら泣き真似をしてゆりに抱きつく。
自分に自信つけなきゃ。
………平気、だよね！うん！
「AA！いってきます、！」
「うん、いってらっしゃい！！」
ゆりにそう言って、空き教室の扉の前に足を運んだ。
この扉を開けたら、ゾムくんが…。
よ、よし！
「……ぁ、………！！」
「そ、その…ひ、久しぶ…り、？」
「……で、…………す、ね」
扉を開けたら、案の定ゾムくんがいて、なんでいいかわかんなくて
適当に話題を絞り出して喋りかけた。
「そ、そのですね、あ、ああのですね………」
「…」
「ず、ずっと…」
「…、っ」
ごくり、って唾を飲む音が聞こえた。
「避けててごめん！！！」
「…………………………ぇ、あ、、？」
「その、ゆりを言い訳にして……ずっと避けてたから、申し訳、なくて…」
「だ、だだだ大丈夫で、ですよ！！」
ゾムくんが思ってたことと違ったみたいで、すごく拍子抜けな顔してた。
「そ、それと！！」
覚悟を決めて、私は大きい声を出した。
「そ、の…避けてたのは、理由……が、あって………
実は、、、その、遊園地の後…ちょっと…い、いや、すごく！！意識しちゃって……」
「……っ、！！！」
恥ずかしくて顔を逸らしながら、赤くなった頬を誤魔化すように小さい声で言った。
ゾムくんは私がいい終わったあとにぼんっ、で音がなるほどに顔を赤くしてた。
「だ、だから…そのあと、すごく考えて………あの、ぇと、
.
.
.
.
ゾムくんのことが、好きです！！」
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にみり(プロフ) - こっこさん» 返信遅れてしまいましたが、コメントありがとうございます！番外編、作成頑張ろうと思います！！笑新しい作品も現在執筆中ですので、そちらも期待して頂ければ幸いです！ (2021年3月29日 7時) (
レス) id: 4df7e616fa (このIDを非表示/違反報告)
こっこ - 完結おめでとうございます！作品がとても面白くて何度も繰り返し読んでしまいました笑 番外編も楽しみにしてます頑張って下さい！！^-^ (2021年3月28日 23時) (レス) id: 830d32bb52 (このIDを非表示/違反報告)
にみり(プロフ) - 花のJK（♂）さん» 最高です笑笑光景が目に浮かぶ、、笑変身遅れてすみません汗！現在話をちまちまと書いているので、これからも読んで頂ければ幸いです！ (2021年3月5日 21時) (レス) id: 4df7e616fa (このIDを非表示/違反報告)
花のJK（♂） - 後のコネとゆりの会話「ゾムゥゥゥ！！よく言った！！」「それでこそ漢よぉ！！」 (2021年2月26日 3時) (レス) id: 175edfd33c (このIDを非表示/違反報告)
にみり(プロフ) - さあさん» コメントありがとうございます！今頑張って作品を溜め込んでいるので…お待ちください！ (2021年1月15日 15時) (レス) id: 4df7e616fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にみり | 作成日時：2020年12月19日 22時
