4話 メロエッタが導く先は ページ6
私は寝てしまっていたようだ
見る限りポケモン預かり部屋は暗く皆寝ている
『手入れしないと』
たぶんもう夜なので風呂を掃除しに行く
よっこらせと言って起きると
どうやらメロエッタを起こしてしまったみたいだ
『メロエッタ、私ちょっと行ってくるね』
そう言うと私はドアへ歩いたが後ろに着いてきていた
『メロエッタ。一緒に行く?』
そう言うと彼女は嬉しそうに笑い頷いた
私はメロエッタに釣られるままどこかの風呂へと着いた
ガチャ 音を立てて中へ入るとそこには
「…あ?」
『あ』
まだ使っている人がいた
下まつげながァ?! 顔良すぎ?!緑の目美しい?!黒髪すげえ?!
『ス、すみませんでした〜…』
気まづそうに去る私の手首を掴み
「おい。この施設に住んでいるのか?」
『…え? そうですね…私バイトですし』
「今度からは気をつけて入れ。 襲われるぞ」
そんなか弱く見える? 少し眉をあげるとメロエッタが前に出て
その時は私が守る と怒っているように見えた
「…てかその首に付けている物は」
『これね。メガストーン パルデアでは珍しいよね』
「そうだな。 …アブソルは見たか?」
『え、?確か居たはず』
「なら良い早く出てけ」
『あ、はいすみません!』
声が裏返ってメロエッタを右手で手を掴みさっさとこの場から立ち去った
「…」
黙る凛と寝ているアブソルの首にあるメガストーンが暗闇の中でキラッと光った
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作者名:天霧 | 作成日時:2023年1月15日 22時