第48話 ページ49
秋菜side
『雪菜、起きて』
雪「んー……秋菜…?」
『作戦会議……っぽいやつ、霊夢と』
雪「分かったぁ…」
ベッドからゆっくりと降りる雪菜。開いたばかりの目を擦るのを見て、起こしてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
『雪菜、ちゃんと歩いて。危ないよ』
雪「歩いてるよ……」
紅魔館の応接室まではあまり遠くないけれど、雪菜がこんなにも眠そうにしているのにはわけがある。
暗記は私の分野じゃあない。それを分かっている彼女は現在の幻想郷の状態やら何やらを頭に詰め込んでいるようだ。
無理はしないように、私も咲夜さんも釘を刺してはいるのだけれど、それでも聞かないのがこの子。
『ほーら、咲夜さんも待ってるから』
雪「………!」
パッと背中を伸ばす雪菜。
"お姉さん"みたいな咲夜さんには憧れる所もあるらしく、彼女の名前を聞いたりすると今みたいになるんだ。
咲「おはよう、雪菜。コーヒーを淹れてくるわね」
雪「うん、ありがとう」
霊「あんたもまぁ、そんなになるまで頑張るわねぇ」
雪「私たちにはそれぞれ得意なのがあるもの。私は暗記。得意な方がやるのは当然だよ?」
2人で1人、だっけ。
今となっては引きこもり時代の欠片もないけどね。
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月霊 響(プロフ) - ちくぜんにさん» 今さらやけど復帰できたで (2021年6月15日 21時) (レス) id: 4c42db6fb2 (このIDを非表示/違反報告)
ちくぜんに(プロフ) - 月霊 響さん» お久しぶりです!この作品のお知らせを見ていただけると分かるとは思いますが、諸事情でこんなことになっております。それでも合作の件は喜んでお受けしますよ! (2019年7月23日 4時) (レス) id: 8315f66856 (このIDを非表示/違反報告)
月霊 響 - あくまで希望ですがよろしいでしょうか? (2019年7月19日 22時) (レス) id: 63792cbb50 (このIDを非表示/違反報告)
月霊 響 - お久しぶりでーす 響だよ 炙りチャーハンさん合作とか はなしてましたけどやりますか? (2019年7月19日 22時) (レス) id: 63792cbb50 (このIDを非表示/違反報告)
炙りチャーハン(プロフ) - 月霊 響さん» が、頑張ります…!もう少しお待ちを… (2018年10月7日 8時) (レス) id: e5e5849b9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:炙りチャーハン x他2人 | 作成日時:2018年2月14日 20時