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第24話 ページ25

雪菜side



秋菜が大広間に入ってきた


彼女はまっすぐに私の方へ走ってくる


名前を呼んでもらった時、空っぽになった胸が温かくなった




雪「ごめ…秋菜……ひぐっ……怖かっ、たよぉっ……」

『雪菜は悪くない。すぐに気づけなかった私の責任。だから、泣かなくていいよ』




そう言って私の涙を指で拭う秋菜


紅い瞳をじっと見つめたら


優しく微笑み返してくれた



ギュッ




秋菜に抱きしめられる


私が泣き止むまでずっと、撫でてもらった









『…で、本題に入るけど。もう一度聞くね、一体何の真似?』

咲・紫「ギクッ」

『雪菜と私を離したりなんかして、何がしたいわけ?』

紫「あ、あの〜、私達じゃない可能性とかって……」

『は?愚問だね、そんなもんない』

咲「…紫、諦めなさい」

『咲夜さんは巻き込まれただけでしょ?朝早いもんね、こいつが来た時に偶然鉢合わせたとこ?』

紫「…すみませんでした!2人を離したらどうなるのかなぁって……ほんの出来心なんです!」




……げ、


咲・雪「(幻想郷の大妖怪が新参者の秋菜に睨まれビビってるってどうなの……!?)」




私と咲夜さんは目を合わせ、呆れた


まあ、それはそうか


秋菜は迫力あるもんね、カッコイイって意味で





咲「(…ホント、雪菜のことになると別人よね)」

紫「(マジ怖い、この子マジで怖い!)」

『次雪菜泣かせたら…私はなんて言った?』

紫「…え、嘘…マジ……?」

『次は潰すって言ったよなぁ?』

咲「お疲れ、紫」

雪「紫さんなら死にそうにないですね、お疲れ様です」

紫「え、ちょっと待ってよなんで2人ともそんな笑顔なの?私殺されるかもなんですけど…?」





『…覚悟して』

紫「ぎゃあああ!」




紅魔館に紫さんの悲鳴が響き渡った

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月霊 響(プロフ) - ちくぜんにさん» 今さらやけど復帰できたで (2021年6月15日 21時) (レス) id: 4c42db6fb2 (このIDを非表示/違反報告)
ちくぜんに(プロフ) - 月霊 響さん» お久しぶりです!この作品のお知らせを見ていただけると分かるとは思いますが、諸事情でこんなことになっております。それでも合作の件は喜んでお受けしますよ! (2019年7月23日 4時) (レス) id: 8315f66856 (このIDを非表示/違反報告)
月霊 響 - あくまで希望ですがよろしいでしょうか? (2019年7月19日 22時) (レス) id: 63792cbb50 (このIDを非表示/違反報告)
月霊 響 - お久しぶりでーす 響だよ 炙りチャーハンさん合作とか はなしてましたけどやりますか? (2019年7月19日 22時) (レス) id: 63792cbb50 (このIDを非表示/違反報告)
炙りチャーハン(プロフ) - 月霊 響さん» が、頑張ります…!もう少しお待ちを… (2018年10月7日 8時) (レス) id: e5e5849b9f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:炙りチャーハン x他2人 | 作成日時:2018年2月14日 20時

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