第13話 ページ14
秋菜side
『まず、私が霊夢の弾幕を避けていたでしょ?』
霊「ええ…なかなか当たらないなとは思ったわ」
『それは私の能力。一定時間だけ力を発揮するってことは、実戦経験のない私でもある程度は避けられるようになるんだ』
霊「それで?」
『その間、私は頭ん中で計算してたんだ』
霊「避けながら!?」
『うん。霊夢の弾幕のスピード、一つ一つの間の距離だったり、あとは…霊夢の隙が出来るタイミング』
霊「………!」
『この程度の計算なら、あの時間があれば充分だ。ちょうどよく、私の能力の効果が切れる時に計算は終わった』
霊「あの時間で計算を…」
紫「それでそれで?」
雪「…私の能力で、「秋菜の計算したことを私に見せるように」言ってみたの。言葉を操るって、呟いたことを実現出来るんだね」
『そ。それで、雪菜が私の計算を把握して霊夢が少しの隙を見せた時』
雪・秋菜「物質を操り、霊夢の弾幕を当てた」
紫・霊「………!」
『まさか本当に言葉を操ると、思考をトレース出来るとは思わなかったな〜』
雪「よく言うよ…最初から分かっていたでしょう?」
『バレた?…ごめん、雪菜』
雪「?」
『ちょっと無茶させちゃったね。ごめん』
雪「私は大丈夫だよ…秋菜こそ大丈夫?」
『だいじょ…ぶ!?』
ガクッ
膝から崩れた
あぁ、あの能力は無限に発動出来るわけじゃないのか
代償として、しばらくの間はこうなるのか
雪「だ、大丈夫じゃない…!」
『大丈夫、予想出来ていなかった…だけ』
紫「大丈夫、2人とも?」
霊「…紫、ついてきなさい」
紫「え?ちょ、霊夢引っ張らないで…」
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月霊 響(プロフ) - ちくぜんにさん» 今さらやけど復帰できたで (2021年6月15日 21時) (レス) id: 4c42db6fb2 (このIDを非表示/違反報告)
ちくぜんに(プロフ) - 月霊 響さん» お久しぶりです!この作品のお知らせを見ていただけると分かるとは思いますが、諸事情でこんなことになっております。それでも合作の件は喜んでお受けしますよ! (2019年7月23日 4時) (レス) id: 8315f66856 (このIDを非表示/違反報告)
月霊 響 - あくまで希望ですがよろしいでしょうか? (2019年7月19日 22時) (レス) id: 63792cbb50 (このIDを非表示/違反報告)
月霊 響 - お久しぶりでーす 響だよ 炙りチャーハンさん合作とか はなしてましたけどやりますか? (2019年7月19日 22時) (レス) id: 63792cbb50 (このIDを非表示/違反報告)
炙りチャーハン(プロフ) - 月霊 響さん» が、頑張ります…!もう少しお待ちを… (2018年10月7日 8時) (レス) id: e5e5849b9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:炙りチャーハン x他2人 | 作成日時:2018年2月14日 20時