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tnside
放課後
俺は今、自分の仕事をするべく生徒会室に来ていた。
そして扉を開け中に入った時、あることに疑問を抱いた。
そう…大先生が居ないのだ。
今日中までにまとめておけと頼んだ全クラス分の文化祭の資料はまだ俺の元に届いていない。
すなわち、今生徒会室で作業をしていなければいけない筈なのだ。
アイツ…やったな？
俺はズボンのポケットから携帯を取り出し、大先生に電話をかける…が一向に出る気がしない。
tn「ﾁｯ…クソ野郎かアイツ」
「はぁ」と大きなため息を一つ吐き、俺はチーノに電話をかけた。
３コール目で電話が繋がる。
ci「南無南無？どうしたトントン！」
tn「あー南無南無？大先生知らへんか？」
ci「大先生なら彼女連れて帰ってたで？w」
tn「ほ〜ん？そう、分かったわ」
俺は静かに通話を切り、大先生の机から文化祭の資料を探す。
しかし、資料の紙は１枚も見つからない。
は？マジかアイツ、データだけ作ってそのまんまかよ。
てことは…
tn「あの野郎！！今から印刷してコピーしなアカンのか！？はぁ！？アイツしばくわ」
「くっそ…」と生徒会室を飛び出し、印刷室へと向かう。
廊下には文化祭の準備をする人達がいるため、それを綺麗に避け走る。
tn「はぁーーーー…着いた」
印刷室に着き、息を整える。
ある程度落ち着いてからドアノブに手を掛けると、後ろから「トントン！」と声をかけられた。
なんや…？
俺は後ろを振り返る。
tn「おーシッマ」
そこに居たのはサッカーボールを片手に持ったシッマだった。
tn「どうした？」
kn「いや、トントンが廊下走っとったから付いてきただけや！！てか、何かあったんか！！」
tn「大先生が仕事ブッチしてん…」
kn「はっーーーー！？wwブッチ！？ｱﾊﾊﾊw尖ったなぁ大先生！！ww」
俺の話を聞き嬉しそうに笑うシッマ。
俺は全然嬉しくねぇ…
ゲラゲラと笑うシッマに呆れつつ、俺は印刷室に入る。
あ、そうや
tn「シッマ今暇か？」
kn「お？暇や」
tn「手伝ってくれんへんか？」
kn「ええで」
「さんきゅ」とシッマに礼を言い、印刷を始める。
２人でやったらギリギリ間に合うか…？
俺は時計を見つめながら時間の計算をする。
そんな俺の様子を見ていたシッマが口を開いた。
kn「トントン…もう１人誰か呼んでこよか？」
tn「うぇ？あ、あー…そうやな、頼んでもええか？」
kn「OKd」
そう言うとシッマは印刷室を出ていった。
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彼岸(プロフ) - 龍愛さん» コメントありがとうございます！この鮭は普通の食べれる鮭のほうです…！！ (2020年3月21日 21時) (
レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
龍愛 - 続編出てるのにこちらにコメさせていただきます！あのー鮭って歴戦王さん...？ (2020年3月21日 16時) (レス) id: 91cfc48d61 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - しおりんさん» 応援ありがとうございます！励みになります！また、ご指摘ありがとうございます。今後のお話では気を付けていきたいと思います！！ (2020年2月8日 21時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - 彼岸さん» 面白かったです♪続きも頑張ってください(*＞∇＜)ﾉこの小説大好きです!!! (2020年2月8日 16時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - ブッチじゃなくて、ブッパですよ。関西弁でサボる。 (2020年2月8日 16時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸 | 作成日時：2019年10月12日 17時
