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Aside
昼休み。
いつも通り、花音と教室でご飯を食べていた。
まぁ花音は今日締め切りの生徒会の仕事をしているのだけど…。
大変そうだな…っと思いつつ弁当のおかずを口に運んでいると、花音が持っていたペンを勢いよく机に置き笑顔で「終わった〜！！」と大声をあげた。
貴「お疲れ様」
花「やっと終わったよ〜あとは出すだけ！昼食べ終わったら出してこなきゃ！！」
そう言うと花音は鞄からお弁当箱を出し、机に広げようとしたそのとき教室のドアがｶﾞﾗｯと開いた。
反射的に振り向いたそこには数学の先生が立っていた。
学校一怖い女教師。
数学の先生は花音を見るなり、口を開いた。
「花音さん…昨日提出するはずのプリントはどうしたの？」
花「やっば…」
青ざめた花音は急いで机からプリントを出し、先生の元へと行く。
しかし、この先生が出し忘れを許すはずもなく。
「ペナルティがあるから職員室に来なさい。」
そう言い残し、教室を出ていった。
肩を落とした花音がﾄﾎﾞﾄﾎﾞと帰ってきた。
花「今から説教やわ…なぁA！！この資料生徒会室に持っていってくれへん！？」
貴「えぇ！？やだよ…生徒会知らない人だらけだし…」
花「お願い…！！たぶんエミさん居るはずやから！大丈夫！！」
花音は思いっきり頭を下げたあと、時計を確認し、「時間やば！？Aお願い！！」と言い残し走り去ってしまった。
私は手元に残された生徒会の資料を見て「はぁ」とため息をつく。
貴「行くかぁ…」
食べ終わったお弁当を片付け、重たい腰を上げると私は生徒会室へと足を運んだ。
しばらく廊下を歩いていると「ちっす」と後ろから肩を叩かれた。
振り向くとゾムくんがいた。
ゾムくんは私の持っている資料を見ると「それ、花音のやん」と言った。
事情を話すとゾムくんは大笑い。
「花音ドンマイやわww」
と笑い私の前を歩き出した。
ん…待って。
これゾムくんに渡しちゃえば生徒会室に行かなくて済むのでは？
そう思いゾムくんを呼び止める。
振り返った彼に「これ、ゾムくんに託します。」と資料を渡したが中々受け取ってくれない。
zm「生徒会室に持ってくのはAさんの仕事やろ？ほら行くで？」
え…？？
ゾムくんは私の手首を掴むとそのまま生徒会室に向かって歩き始める。
いや…いやいやいや！！
貴「私が行く必要ないですよね！？」
そんな私の言葉を綺麗にスルーしゾムくんは歩みを止めなかった。
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彼岸(プロフ) - 椿さん» 関西弁に疎いので調べながら書いているのですが、かまへんも構わない・問題ないと言う意味になると書かれていました。また、かまわへんを崩した言い方がかまへんになるらしいので御本人様も崩した言い方をしている時がありましたのでそう書かせて頂きました…！ (2020年7月19日 20時) (
レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - 今更すいません！28.のknさんのかまへん！って噛まないって意味になるのでかまわへん！では？ (2020年7月19日 18時) (レス) id: 37e6844d54 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - hasuki-さん» あのメンバーを意識しております…！ (2019年10月9日 6時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
hasuki- - 夜遅くすみません...最後の5人見覚えがあるような(・∀・)ｼﾞｰ (2019年10月9日 0時) (レス) id: e55a71c11d (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - ゾウさんさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！！励みになります！ (2019年9月19日 19時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸 | 作成日時：2019年8月17日 18時
