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zmside
zm「あーー…めんっっどくさ!!!」
俺は手に持っていたペンを机に置き、椅子の背もたれに寄りかかった。
生徒会室で1人、グルッペンに頼まれた資料をまとめていたが集中力も切れ、めんどくささがどんどん高まっていた。
しばらくボーッとしていると、扉の近くでなにやら話し声が聞こえてきた。
しかしその話し声はすぐに消え、数秒後にガチャリと扉が開いた。
そこには段ボールを抱えたエミさんがいた。
zm「あれ、エミさんやん…てかなんでそんなにニコニコしてんの?」
段ボールを持って現れたエミさんはかなりの上機嫌。
さっきの廊下での会話が何か関係があるのかと思いエミさんに聞いてみる。
zm「廊下で誰かと話してた?」
em「えぇ、荷物を運ぶのを手伝ってくれた方で、あ!花音さんのご友人のAさんですよ!ゾムさん同じクラスですよね!」
Aさん…あぁ話したことはないけどよく花音と一緒にいるの見るな…
zm「ふーん…」
em「いや〜とても素敵な方でしたわ…!」
なんか珍しいな、エミさんがここまで女の人を褒めんの。
そんなことを思いポケーとエミさんを見ていると、突然扉が開いた。
それと同時に現れたのは花音と大先生だった。
花「やっと終わった〜…あ!ゾム!それにエミさん!!お疲れ〜!」
笑顔で手を振る彼女は今日も可愛い。
その後ろには残念そうな顔してる大先生。
2人きりにでもなりたかったんか??
zm「大先生…!!ドンマイ!w」
ut「え!?何が!?」
「はぁ!?」とか言いながら俺を見る大先生。
するとエミさんが突然。
em「花音さん!!あの、Aさんって何か好きなものとかあります?」
花「A??」
急な言葉にその場にいた3人が驚いた。
ut「え、なに…?エミさん、女にプレゼントでもするん?」
zm「んなわけないやろww大先生考えてみ?エミさんやで??ww」
em「今日のお礼をちゃんとしたくて…何かありませんかね?」
ガチや…これガチの話や…
俺と大先生が顔を見合わせる。
その横で花音が悩んでいる。
そして
花「そやな…Aの好きなもの…あ、そだ!」
何かをひらめいた花音はスカートのポケットからスマホを取り出し、何度かタップした後にある画像を見せた。
花「この髪飾り!!欲しいって言ってた!!近くの雑貨屋にあったはず!!」
em「なるほど…!ありがとうございます!」
花「せっかくやし、うちも一緒に買いに行こかな!」
え?
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彼岸(プロフ) - 椿さん» 関西弁に疎いので調べながら書いているのですが、かまへんも構わない・問題ないと言う意味になると書かれていました。また、かまわへんを崩した言い方がかまへんになるらしいので御本人様も崩した言い方をしている時がありましたのでそう書かせて頂きました…! (2020年7月19日 20時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - 今更すいません!28.のknさんのかまへん!って噛まないって意味になるのでかまわへん!では? (2020年7月19日 18時) (レス) id: 37e6844d54 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - hasuki-さん» あのメンバーを意識しております…! (2019年10月9日 6時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
hasuki- - 夜遅くすみません...最後の5人見覚えがあるような(・∀・)ジー (2019年10月9日 0時) (レス) id: e55a71c11d (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - ゾウさんさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!!励みになります! (2019年9月19日 19時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彼岸 | 作成日時:2019年8月17日 18時