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sypside
syp「次は…各クラスの現時点での点数の集計…っと……」
俺は自分の生徒会の仕事をするため、１度生徒会室に行こうと、校舎を目指して歩いていた。
すると前の方からわちゃわちゃしている２人組が居た。
syp「あれは…」
じっと目を凝らすとゾムさんとAさんが何故か二人三脚をしながら走っているのが見えてきた。
なにしてるんや…？
苦笑いをしながらお二方を見ていると、Aさんが俺に気付き、隣にいるゾムさんに向かって何かを話した。
すると、ゾムさんもこちらを見てブンブンと手を振りながら駆け寄ってきた。
zm「ショッピくーん！！」
syp「ども。」
ﾍﾟｺｯと頭を下げると、Aさんも「こんにちは」と頭を下げた。
syp「二人三脚して何処に行きはるんすか？w」
zm「花音の顔見に保健室行こうと」
なるほど(？)
まぁ…何故二人三脚してるのか謎やけど…
「もうやめませんか…」とAさんがゾムさんに頼んでいるが、悪い笑みを浮かべているためやめる気は無いらしい。
そんな２人を見つつ、ケータイで時間を確認する。
あ…そろそろ仕事しないと…
syp「俺そろそろ行きますね、仕事終わらせないとなんで…」
そう俺が言うとゾムさんが「あ。」と声を溢す。
zm「忘れてた…俺も仕事あるんやったわ」
貴「こんなことしてる場合じゃないじゃないですか…！！」
ゾムさんがめんどくさそうな顔をし、Aさんは２人の足を結んでいた紐を解く。
貴「ほらっ！仕事行ってきてください！」
「さぁさぁ」とゾムさんの背中を押すAさん。
zm「あー俺行ってくるわ…くっそぉ…だるいわ」
頭をくしゃくしゃと掻きながら、ゾムさんはグラウンドにある生徒会本部へと向かった。
ゾムさんの後ろ姿を眺めていると、Aさんが俺の肩をﾄﾝﾄﾝと叩いた。
貴「ショッピくんも仕事ですよね…？」
syp「あぁ…はい、それじゃあそろそろ…」
「じゃ」とAさんに頭を下げると「いってらっしゃい」と声をかけられた。
あ……
俺はゆっくりと振り返りAさんを見る。
俺と目が合ったAさんはニッコリと笑い「頑張ってください」と小さく手を振る。
またﾍﾟｺｯと頭を下げ歩きだす
「いってらっしゃい」
そうAさんに言われ胸が熱くなった。
ちょっと今のは良かったな…
自然と上がる口角
俺は軽い足取りで生徒会室に向かった。
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彼岸(プロフ) - 椿さん» 関西弁に疎いので調べながら書いているのですが、かまへんも構わない・問題ないと言う意味になると書かれていました。また、かまわへんを崩した言い方がかまへんになるらしいので御本人様も崩した言い方をしている時がありましたのでそう書かせて頂きました…！ (2020年7月19日 20時) (
レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - 今更すいません！28.のknさんのかまへん！って噛まないって意味になるのでかまわへん！では？ (2020年7月19日 18時) (レス) id: 37e6844d54 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - hasuki-さん» あのメンバーを意識しております…！ (2019年10月9日 6時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
hasuki- - 夜遅くすみません...最後の5人見覚えがあるような(・∀・)ｼﾞｰ (2019年10月9日 0時) (レス) id: e55a71c11d (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - ゾウさんさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！！励みになります！ (2019年9月19日 19時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸 | 作成日時：2019年8月17日 18時
