22. ページ22
ガッチマンside
ガタッと自販機から飲み物が落ちる音がした
あー、何で俺が皆に飲み物買いに行かされてるんだ?
強制的にうっしーに背中押されたからなぁ
もっと年上を敬うべきだよ、まったく
最後の1本を手に取り、帰ろうとしたそのとき
聞き覚えのある声が聞こえた
貴「ガッチさん!!!」
ガ「あれ!?Aちゃん!?」
ついさっきまでレトさんの家で話題になってた張本人がいた
それにしてもなぜここに…
ガ「Aちゃんの家ってこっちだったっけ?」
貴「あ、いえ…!実はさっきうっしーからレトさんの家に来いって連絡が来て………その……ガッチさんが会いたがってるって聞いて………」
少しうつ向いて恥ずかしそうに話すAちゃん
うっしーやるなぁ
だから俺に飲み物を買わせに行ったのか
まぁAちゃんに会えて俺も嬉しいからいっか
ガ「ここで立ち話もなんだし、行こっか?」
貴「はい!」
俺たちはレトさんの家へと歩き出す
俺の隣を嬉しそうに歩くAちゃんを見て
ふと思ったことを聞いてみた
ガ「ねぇAちゃん、レトさん家にレトさんとキヨ居るけど大丈夫なの?」
貴「あ………まぁ………たぶん大丈夫です…」
うん、大丈夫じゃないね、これ
俺は苦笑いしながらもう1つ質問する
ガ「Aちゃんは好きな人とかいないの?あ、恋愛的な意味でね?」
貴「え!?好きな人ですか…!!!あぁ…んー」
言いにくいのかな?
まぁそうだよね……こんなおじさんに教えるなんて
ガ「言いたくなかったら言わなく「実は…!!」」
俺の言葉を遮るように口を開いたAちゃん
貴「いるんです…!!好きな人!!同じ会社で働いてる先輩なんですけど……」
へ〜好きな人いるのか
そりゃそうか!女の子だもんな!いくらでも恋はするよな!
それにしても同じ会社の人ねぇ………
って
ええええええええええ!!!???
え、ちょ、ええええ!!??
おいおい……あの二人終ったか…!?チャンスないんじゃないか?
ガ「あ、いるんだ…!その人とはど、どうなの?仲良くしてるの…??」
かなり動揺しながら聞くと
貴「今週の日曜日にデートに誘われました…」
恥ずかしそうにでも嬉しそうに話すAちゃんを見て、彼女に恋心を抱く二人をあわれむ
アーメン
159人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「実況者」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
彼岸(プロフ) - たんさんすいさん» ありがとうございます!!そう言っていただけて嬉しいです! (2018年3月2日 20時) (レス) id: 9395db2a7e (このIDを非表示/違反報告)
たんさんすい - 初見です!大好きなガレキ牛が出てきてニヤけてました(〃ω〃)更新楽しみに待ってます! (2018年3月2日 19時) (レス) id: 6daac18aef (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - カリカリうめ。さん» カリカリうめさん!ありがとうございます!!楽しんでいただけるように頑張ります!! (2018年2月20日 19時) (レス) id: 9395db2a7e (このIDを非表示/違反報告)
カリカリうめ。 - 新作おめでとうございます!更新楽しみにしてますねっ( *`ω´) (2018年2月20日 18時) (レス) id: 9679f84d06 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:彼岸 | 作成日時:2018年2月19日 22時