落ちこぼれのはずの少女

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ぐちゃぐちゃに動く文字を見てどうしたものかと考える。


元々この試験はクソ親父の悪知恵によって参加させられたのだが私自身は魔法使えないんだよな




少し、私の話をしよう。



私はリナ・ロレーヌ。
嘘かもしれないが前世持ちの人間である。
前世では呪術と言うものがある世界で生まれ、呪術師という職につき、日々を過ごしていた。
兄は五条悟。呪術界最強と呼ばれた人間である。
前世では呪術という世界にいたため、私自身も呪術を扱う。
それはまぁ、後ほど説明するとはいえ、こちらの世界には呪術というものが存在しないのだ。

代わりにあるのが魔法というもの。
この世界では魔法を持つものが当たり前の世界であり、魔力を持っているものの顔には線のようなアザが現れる。
本数が多ければ多いほど魔力が強いらしい。知らんけど。

また、私には一切アザなど存在しない。そりゃそうだ、魔力ないもん。
魔力が一切ないものはこの世界では異分子。言ってしまえばいてはいけない人間扱いだ。

また、ロレーヌ家は魔法一家。
まぁ前世で言う五条家のようなものだ。
おかげで魔法使えない私ゴミ扱い〜！



というわけで今にあたる。



ロレーヌ家は魔法を使えるものなら1度は聞いたことがある名前。
そして魔法が使えないゴミを排出したことも有名な話だ。
というわけで入試そうそう有名なのだ。




そして嫌がらせでイーストン校を受けることになったのだがこのまま落ちるのもなんか癪だ。
くそじじいどもの言いようにされたくないし。
というわけで受かってやろう。と思っていたのだが、、。






動く文字をどうすればいいのだろうか。


そう思いながら眉を顰める。






『…動くなっつってんだよ』





ぼそっとそうつぶやくと文字が一瞬で整列された。




あれま。









というわけで1次試験は徐々にいい成績を取れるように進んで言った。















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豆知識


リナちゃんは基本ニコニコしているが切れると人格が嘘かのような怖さをもたらす。

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