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5話 ページ5
黒side
次の日もメンバーと仕事だった。
「……はぁ。」
誰にどこまで広がっているか分からないから、少し怖くなり楽屋の扉の前で深呼吸する。
「……あれ、北斗?」
後ろから唐突に声が聞こえてきて慌てて振り向く。
「…あ、慎太郎、おはよ」
「おはよ、なんで入んないの?笑」
入るよ、と返事する間もなくドアノブに手をかけずかずかと入っていく慎太郎に続いて楽屋に入る。
「おはよー」
「おはよ」
「ちょっと聞いて、こーちが…」
樹はまだ来ていないらしい、
いつも通りの皆に安心してソファに腰かける。
「……ん」
いつの間にか寝ていたようで、目が覚めると、周りには誰もいなかった。
ーいや、いた。
起きたことに気づいた様子の樹が向かいのソファから立ち上がって近づいてくる。
「北斗……ちょっと、いい?」
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作者名:茉月 会 | 作成日時:2024年2月25日 18時